ザ・キルズ、3年振りのアルバム『ブラッド・プレッシャーズ』登場

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ザ・キルズが、2年の時を経て遂に再始動、スタイリッシュでクールなロックン・ロール・アルバム『ブラッド・プレッシャーズ』を完成させた。4月6日発売の予定である。

◆『ブラッド・プレッシャーズ』トレイラー映像

前作『ミッドナイト・ブーム』(2008年)で一躍ロック・シーンの頂点に躍り出たザ・キルズだが、その後、アリソンはザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトとザ・デッド・ウェザーを結成、ジェイミーはプライベートでケイト・モスとの熱愛ぶりが報じられ、それぞれ世間の話題をさらってきた。最近は、フランスのファッション・ブランド、ザディグ・エ・ヴォルテールの世界イメージキャラとしても活躍しており、ファッション誌の広告などで2人のモデル姿を目にした人も多いかもしれない。

『ブラッド・プレッシャーズ』のプロデュースはジェイミーが手掛け、ミックスではアデル、エイミー・ワインハウス、フランツ・フェルディナンドを手掛けグラミー賞を複数受賞している敏腕トム・エルムハーストが参加している。本作では、ジェイミーとアリソンのたった2人でギター、ピアノ、メロトロンなど全ての楽器を演奏しており、前作で極めたアップテンポなナンバーから、吐き捨てるようなヘビーでクールなナンバーまで、ソリッドなロック・サウンドが鳴り響く会心作になっているという。

最新シングル「Satellite」はすでにiTunesで配信されているが、この曲はツアー中のジェイミーがケイト・モスとの電話中に、電話が何度か落ちてしまった出来事をキッカケに作った曲なのだとか。電話を通して、人間の声が信号となりサテライトを経由して世界を駆け巡るイメージが楽曲に反映されている…とのこと。分かるような分からない話だが、図太くカッコいい曲であることに間違いはない。いくら彼女とのエピソードが元になろうとも、妙な泣きソングやただのパーティーソングにならないところがありがたい。ザ・キルズに限って当たり前だけど…。


『ブラッド・プレッシャーズ』
2011年4月6日(水)
HSE-10105 2,490円(税込)
※日本盤はボーナストラック、歌詞対訳、ライナーノーツ付予定
1.Future Starts Slow
2.Satellite
3.Heart Is A Beating Drum
4.Nail In My Coffin
5.Wild Charms
6.DNA
7.Baby Says
8.Last Goodbye
9.Damned If She Do
10.You Don't Own The Road
11.Pots and Pans
※ボーナストラック収録予定

◆ザ・キルズ・オフィシャルサイト
◆洋楽チャンネル
◆レジェンド&クラシック・ロック・チャンネル

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