Alice Nine、約7時間で約5400人のファンとコミュニケーション

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Alice Nineが2月12日、2年ぶりのアルバム『GEMINI』の発売を記念し、東京原宿の各地でイベントを開催。約7時間で約5400人のファンと触れ合った。イベントは昼過ぎに、バンドがニコニコ動画で展開している「ALICE9ちゃんねる」(増刊号)の生放送でスタート。同社のサテライトスタジオでボーカルの将は「(3部構成で)12分の曲があってどうなることかと思ったけど、みなさんからの反応が良かった」と笑顔。ギターの虎は「かなりいい作品になったのでぜひ聴いて欲しい」とファンに呼びかけていた。

◆Alice Nine、約7時間で約5400人のファンとコミュニケーション~フォトアルバム~

スタジオではファンから募ったコメントも公開。番組内でレディーガガの物まねを披露するなど、クールな見た目と違う一面を見せるベースの沙我に対しては「芸人にしか見えなくなった」と驚きの声が寄せられた。また、時たまおやじギャグを放つドラムのNaoに対しては「思っている以上に寒かった」と痛烈な意見も。メンバーが大爆笑する中、Naoは「えー、寒いの?」と首をかしげていた。

終盤には集まった64名とメンバー5人が対抗し、アリスナインの楽曲を使用した「イントロクイズ」を展開。クイズは曲を通常通りに流すほか、高速再生、逆回転など難易度が高いものも。しかし負けると罰ゲームが待っているとありメンバーは真剣な表情で取り組んでいた。対戦は、逆回転の場面で将が間違えるなど苦戦を強いられ103対204でメンバーが敗戦。罰ゲームは番組内で行なわれる予定だ。

放送終了後には場所をラフォーレミュージアム原宿に移動し、アルバム購入者を対象にしたサイン会を開いた。メンバーと間近で触れ合えるとあり、6階会場内から1階まで列が続く盛況ぶり。約4時間で5000人が詰めかけた。1人2~3分と短い間だったが、将は「ライブで待ってるね」、ギターのヒロトは「今日は会えてうれしかったよ」とファンに語りかけ、交流を楽しむ場面も。Naoは「かっこいい」の声に「ドラムを叩いているときほどじゃないけどね」とつぶやき、笑いを誘っていた。

サイン会後は、タワーレコード渋谷店を訪問。突然のできごとに、客300人が騒然となった。5人は2階に設置された巨大パネルにサインをし、ヒットを誓った。アルバムは発売初日と翌日にオリコンデーリーランキング1位を獲得。バンド初の快挙にこれまでの最高位である同週間7位を超す記録が期待されている。イベントの様子は3月8日に発売される月刊誌「Neo genesis」でも特集される。

取材・文・写真:西村綾乃

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