ダイアン・バーチ、「10代の頃ゴシック少女だったの」

ツイート
ダイアン・バーチの自身初となるカヴァー集『The Velveteen Age』がPC配信限定で2月16日にリリースされた。

◆「Valentino / Rewind Video Selector」映像&ダイアン・バーチ画像

彼女は今回のカヴァー集について「10代の頃ゴシック少女だったの。当時の私を支配していたアーティストの名曲たちを自分なりに解釈したわ」と語っている。今回カヴァーされた楽曲は、ザ・キュアー、エコー・アンド・ザ・バニーメンやジョイ・ディビジョン、ディス・モータル・コイルといった10代の彼女に影響を与えた作品がずらり。意外すぎるラインナップは衝撃的ですらある。

ジャケット写真はなんとバーチが16歳の頃の本人の写真。ほんとにゴシック少女だ。牧師の厳格な父と共にキリスト教の禁欲的な環境で育った彼女だが、ゴシックへの傾倒はそういった家庭環境も少なからずの影響を与えているのだろう。

とはいえ、楽曲を聴くとダイアン・バーチのオリジナルかと思えるほどのサウンドに仕上がっており、聴きごたえたっぷり。演奏は本人も仲のよいブルックリンのザ・フェノメナル・ハンドクラップ・バンドだという。

ダイアン・バーチは2009年にデビュー・アルバム『バイブル・ベルト』を発表し、現代のアメリカン・ポップスの代表格として期待されるニューヨーク在住のシンガー・ソングライター。ここ日本でもブレイクを果たし、第2回CDショップ大賞の洋楽賞「準大賞」およびミュージック・ペン・クラブ音楽賞「新人賞」を受賞、単独公演及び<FUJI ROCK>にて2度の来日を果たしている。

ダイアン・バーチの魅力はなによりその音楽だが、キュートなルックスやファッションにも熱い注目が注がれている。ZUCCaのブランドムック2011年春夏号(宝島社より1月27日発売)では表紙を飾り、ニューヨーク撮影の可愛い写真が特集されている。また2月23日発売の『SPUR』(集英社)では、SPURが推すニューアイコンとしてダイアン・バーチが登場、ニューヨークで撮りおろした写真とインタビュー、私服を着ての登場でいつものシックな服装とは少し違ったファッションが確認できる。

『The Velveteen Age』
※PC配信限定
1. This Corrosion (Sisters of Mercy)
2. Kiss Them For Me (Siouxsie & The Banshees)
3. Bring On The Dancing Horses (Echo & The Bunnymen)
4. Atmosphere (Joy Division)
5. Primary (The Cure)
6. Tarantula (This Mortal Coil)
7. A Strange Kind of Love (Peter Murphy)

着うた(R) 着うたフル(R) 着うたフルプラス RBT 情報
★ディス・コロージョン
★キス・ゼム・フォー・ミー
2月23日より配信開始

◆iTunes Store 『The Velveteen Age』(※iTunesが開きます)
◆ダイアン・バーチ・オフィシャルサイト

この記事をツイート

この記事の関連情報