トゥイステッド・シスター、飛び出すディースナイダー仕様で再発

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毒々しいヴィジュアルとハードでキャッチーなロックンロールを引っ提げて、1980年代のヘヴィ・メタル・ブームを代表するバンドのひとつとして君臨したトゥイステッド・シスター。「ウィーア・ノット・ゴナ・テイク・イット」「アイ・ワナ・ロック」がMTVを席巻し、1984年のアルバム『ステイ・ハングリー』は全世界で600万枚というメガヒットを記録している。

◆「ライヴ・アット・ヴァッケン:ザ・リユニオン」ライブ映像

強烈なメイクやヘヴィなサウンドなど80年代の芸風をそのままにして、トゥイステッド・シスターがここにきて世界的に盛り上がっているのだ。本国アメリカはもちろん、ヨーロッパや南米の野外フェスティバルでもヘッドライナー級の扱いで、まさに引っ張りだこの状況にある。

そんなトゥイステッド・シスター・フィーバーを日本にも定着させるべく、彼らのオリジナル・アルバムと未発表音源集を含む7タイトルと未発表の映像作品が一挙リリースされることになった。

2月23日発売
『アンダー・ザ・ブレイド+ラフ・カッツ+レディング1982』(1982)
『ユー・キャント・ストップ・ロックンロール』(1983)
『カム・アウト・アンド・プレイ』(1985)
『ラヴ・イズ・フォー・サッカーズ』(1987)
『クラブ・デイズVol.1:ザ・スタジオ・セッションズ』(1999)
『スティル・ハングリー』(2004)
『ライヴ・アット・ヴァッケン:ザ・リユニオン』(2004/DVD、CD)

5月発売予定
『ライヴ・アット・レディング1982』(DVD)
『ライヴ・イン・ニューヨーク1982』(DVD)
『ニューヨーク・スティール2001』(DVD)

これまでリミックス盤のみが日本CD化されていたデビュー作だが、よりヘヴィでダーティーなオリジナル・ヴァージョンにレア・トラックを追加収録した『アンダー・ザ・ブレイド+ラフ・カッツ+レディング1982』、大ヒット作『ステイ・ハングリー』を完全リメイクした『スティル・ハングリー』、初期の幻のデモ・トラックを一堂に収めた『クラブ・デイズVol.1:ザ・スタジオ・セッションズ』など、いずれもメタル・ファンにとって見逃すことのできない作品の数々が日本盤初リリースとなる。

2月発売タイトルは総て紙ジャケット仕様となっており、オリジナル・アナログLPに徹底的にこだわっているのが特徴だ。『カム・アウト・アンド・プレイ』は、オリジナル盤のマンホールから飛び出すディー・スナイダーを完全再現。「やる価値のあることはやり過ぎる価値がある」を身上とするトゥイステッド・シスターの魂をも、ここで忠実に再現されたかのようだ。

さらに5月発売予定のDVD3タイトルは、いずれも初リリースとなる歴史的発掘映像だ。彼らがアメリカに先んじてイギリスでブレイクを果たす発火点となった野外フェスティバルでのステージを収めた『ライヴ・アット・レディング』、地元ニューヨークでの初期ライヴ『ライヴ・イン・ニューヨーク1982』、アメリカ同時多発テロ事件の遺族へのチャリティ・ライヴを収めた『ニューヨーク・スティール2001』と、彼らが最強のライヴ・バンドであることを証明する映像作品ばかり。

これまで日本では1985年3月に東名阪でライヴを行なったのみだが、現在でもトップ・ステージ・パフォーマーとして世界中で支持を集めているだけに、来日公演の実現が待ち遠しい限りだ。

◆トゥイステッド・シスター・オフィシャルサイト
◆洋楽チャンネル
◆レジェンド&クラシック・ロック・チャンネル
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