驚愕のひとり同時プレイ男ダン・ベイカー、遂に来日決定

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まずは、公開されているパフォーマンス映像をご覧いただいた方が早いだろう。ギター、キーボード、リズムパート、そしてもちろん歌まで、すべての楽器をこなしながら一人でアンサンブルを奏でる、いわば大道芸人のようなアーティストだ。

◆O.M.B.「ジャマイカ・ソング」「カム・トゥゲザ―」パフォーマンス映像

O.M.B. a.k.a. DAN BAKER(ダン・ベイカー)は、UKネオ・ジャズ・ファンク・バンド最高峰、ベイカー・ブラザーズの兄にして頭脳派職人マルチプレイヤー:ダン・ベイカーのソロ・プロジェクトで、驚異のワン・マン・バンド。その名の通りO.M.B.はOne Man Bandの略である。

ギター、キーボードを中心にバイオリンなど、マルチな才能を発揮する本格派プレイヤーの彼は、一流の音楽教育を受けて育ち、生まれ持った才能・センス・成熟した音感能力に加え、メカニックにもめっぽう強く、周囲からの信頼は厚い。スティングの娘にもプライベートで教えていたという絶対的に信用されたスキルを持つアーティストだ。

そんなダン・ベイカーが、本能のままにいよいよソロ・プロジェクトを本格始動。全身を使った全パート同時プレイ、アナログ・バンドの究極の追求のごとく、ハイブリット・アナログに英国人ならではのユーモアを兼ね備えたUK音楽シーンの超最前線を突き進む作品を作り上げた。それが2010年12月15日に発売となった『モノフォニック・オーケストラ』である。

ソロ・アルバム『モノフォニック・オーケストラ』では、オリジナル楽曲に加え、ここ日本では午後の紅茶CM曲として近年再評価が高まったブッカー・Tの「JAMAICA SONG」から、ザ・スペシャルズの代表曲である「GANGSTERS」、ダスティ・スプリングフィールドの定番曲にして日本ではソフトバンクCM曲としてもお馴染みの「SPOOKY」、そしてジミ・ヘンドリックス「CROSSTOWN TRAFFIC」や、ポリスのデビュー曲「ROXANNE」など、誰もが耳にしたことのある名曲だけを敢えて多ジャンルに渡りセレクト、非常に聴き応えのある作品となっている。

圧倒的なアレンジ力と歌をもって、たった一人の演奏で構築するO.M.B.のサウンドだが、自身のコンセプトでもある「見ても聴いても楽しめるアルバム」にするべく、CDエクストラ仕様にてダン自身によるO.M.B.特設セットの解説とスタジオライブ映像が収録されている。

そんなダン・ベイカーO.M.B.の初来日ツアーが決定。「絶対に生で見てみたい!」というオーディエンスの強い声に応えての、来日ツアーの実現だ。驚愕の匠のワザを自らの目で確認すべし。



『モノフォニック・オーケストラ』
VICP-64912 2,625円(税込)
CDエクストラ仕様(スタジオ・ライヴ+本人解説ビデオ)

<ダン・ベイカーO.M.B. モノフォニック・オーケストラ・ローンチ・ジャパン・ツアー 2011>
●3月23日(水)京都 CLUB METRO
時間:Open: 19:00 / Start: 20:00 http://www.metro.ne.jp
●3月24日(木)渋谷 宇田川町 スターラウンジ
他出演者:bird + 田中義人(g)
時間:Open/Start: 18:00 http://www.starlounge.jp
●3月28日(月)COTTON CLUB
開場/開演時間 1st set 17:30/19:00 2nd set 20:30/21:30 http://www.cottonclubjapan.co.jp

◆ダン・ベイカー・オフィシャルサイト
◆洋楽チャンネル
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