-異種格闘技対談-Ring【round2】第14回/Masato(coldrain)

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-異種格闘対談-Ring【round2】第14回

Masato(coldrain/Vo) / 逹瑯(Vo) ムック

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Masato:日本育ちな分、自分では日本人っていう感覚が強いんですけど。英語のスペリングは苦手です。

――今回のゲストはcoldrainのヴォーカルのMasatoくんです。

Masato:よろしくお願いします!

逹瑯:よろしくお願いします。日本語ペラペラなの?

Masato:あははは。いきなりそこからですか(笑)? そうなんですよ。ずっとちっちゃい頃から日本語で育ったんで。

逹瑯:英語もペラペラなんでしょ?

Masato:はい。両方とも使って育ったっていうか。叩き込まれて(笑)。学校が国際学校だったんで、学校ではほとんど日本語だったんですよ。家では英語でしたけどね。

逹瑯:Masatoくんはクオーターなの? ハーフなの?

Masato:ハーフです。父親が日本人です。

逹瑯:何処と何処のハーフなの?

Masato:母さんがアメリカ人です。

逹瑯:へぇ〜。日本語と英語どっちが難しい?

Masato:日本育ちな分、自分では日本人っていう感覚が強いんですけど、どっちが難しいとかあんまりないっていうか。でも、英語のスペリングは苦手ですね。喋る方は大丈夫なんですけど。

逹瑯:学校で勉強する英語って、なんかちょっと違ったりするの? 感覚的に。

Masato:ですね。中学から国際学校に通ってたんですけど、授業のレベルが高いとこで、学校で習う英語はまったくダメなんですよ。よく英語教えてよって言われるんですけど、教科書の英語ってサッパリ解らないんです。動詞とか主語とか述語とかまったく訳が解らないんですよ。

逹瑯:まぁね、ウチのドラムのSATOちは日本語の動詞も主語も述語もよく解ってないで日本語ペラペラだからね(笑)。そこは関係ないのかもね(笑)。

Masato:あはははは。そうですね(笑)。

逹瑯:日本人でも日本語の文法って難しかったりするから、そういう感覚なのかもね。

Masato:そうですね。だから、英語の勉強をしたっていう記憶がないんですよ。小学校の頃に学校に行く前に、30分くらい英語を勉強してたってくらいで。

逹瑯:お母ちゃんは日本語ペラペラなの?

Masato:そうですね。喋るのは完璧ですね。

――お父さんとお母さんはどうやって知り合ったの?

逹瑯:え!? ええぇええ? そこ? 関係なくね(笑)? なれ初め聞いてどうすんの(笑)?

Masato:あはははは。気になりますよね(笑)。なんか、母さんが日本に来たときにウチのオバさんと知り合って、弟を紹介したら意気投合して結婚しちゃったみたいですよ。

逹瑯:え? そのオバさんの弟っていうのがMasatoくんのお父さんなの?

Masato:そうですそうです(笑)。

逹瑯:すっげぇ〜カジュアルな出逢いだったんだねぇ〜(笑)。結構今風だね。

Masato:あはははは。ですよね。結婚までしちゃってますからね(笑)。相当気に入ったんでしょうね(笑)。

逹瑯:どっち似?

Masato:いや〜どっちにも似てないんですよね(笑)。6歳上の兄貴と俺は似てるんですけど、両方ともあんまり両親には似てないんですよ。

逹瑯:そういうのってさ、“オマエは橋の下から拾って来たんだ”って言われるパターンだからね(笑)。

――どういうパターン、それ(笑)!?

Masato:兄貴はよく“オマエは宇宙から来た子だから”って言われてましたけどね(笑)。

逹瑯:壮大だね、スケールが(笑)。橋の下みたいに近くなかったね(笑)。今、名古屋在住なんでしょ?

Masato:はい。

逹瑯:名古屋と言えば黒夢だもんね。黒夢のトリビュート、どうでした? やっぱMasatoくんも黒夢好きだったの?
(注:coldrainは黒夢トリビュート・アルバム『FUCK THE BORDER LINE』に「CHANDLER」で参加。)

Masato:俺はどっちかっていうとSADS世代なんですよ。ウチの弦楽器隊は黒夢すごく好きで、昔、黒夢のコピバン(コピーバンド)やってたらしいですけど。

逹瑯:やっぱ名古屋の人は特に好きなのかな、黒夢って。

Masato:そうかもしれないですね。

逹瑯:メンバーってみんないくつくらいなの?

Masato:28くらいです。

逹瑯:黒夢世代ドンズバだろうね。

Masato:そうかもしれないですね。僕は兄貴がいたから、ちょっと上の世代の人たちが聴いてたバンドの音も聴いてるんですよ。

逹瑯:なるほどね。俺も兄ちゃんの影響ってあったりするからね。

――今回はね、Masatoくんに事前調査をさせてもらってるんだけど。Masatoくんが初めて買ってもらったCDってなんだったと思う?

逹瑯:自分で買ったんじゃなくて、買ってもらったCDなの?

――そう。初めて自分で買ったCDは2つ目の質問で聞いてるから、まずは、“買ってもらったCD”。

逹瑯:ん〜。Masatoくんと俺も若干歳が違うからなぁ。なんだろな?

Masato:ちなみに、初めてCD買ってもらったのは小学生の頃でした。

逹瑯:え? 小学生んとき?

Masato:はい(笑)。ちゃんとロックしてますよ(笑)。

逹瑯:L’Arc〜en〜Ciel?

Masato:いや、B’zです。

逹瑯:B’zかぁ。B’zのどの曲?

Masato:「LOVE PHANTOM」です。

逹瑯:なるほど! めちゃめちゃいい曲だよね! 俺も好き。サビ始まりでAメロ、サビ、Aメロ、サビの繰り返しなんだけど、全然飽きないし、すごい印象的だったんだよね当時。疾走感もあるしね。すげぇなこの曲って思ったの今でも覚えてるもん。

Masato:逹瑯さんはなんだったんですか?

逹瑯:俺はねぇ、ブルーハーツの「リンダリンダ」かな。たしかね、ビデオ屋さんに何かレンタルに行ったついでに買ってもらった記憶があるなぁ。後は、hideさんの「ハイド・ユア・フェイス」かな。当時のシングルCDってさ、まだちっちゃいサイズ(8cm)のCDじゃなかった(笑)?

Masato:あははは。はい、そうでしたよね。

逹瑯:あれ聴くときってさ、たしか普通サイズのCDの大きさの盤にそのちっちゃいCDを嵌め込んでデッキに入れてたよね?

Masato:あははは。はいはい(笑)。

逹瑯:あれ作ってた会社は確実に倒産しちゃっただろうね。

Masato:あはははは(大爆笑)。おっかしいぃ(笑)、逹瑯さん(笑)。

――これぞ逹瑯斬り(笑)。じゃぁ、Masatoくんが初めて自分で買ったCDは何だったと思う?

逹瑯:自分ででしょ?

Masato:これはね、自分で答えてて、“あ、俺って結構若いのかも”って思っちゃいましたよ(笑)。なんか最近な気がしましたもん。

⇒NEXT INTERVIEW-2

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