デッドマウス、8文字制限のためdead mauceじゃなくてdeadmau5

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デッドマウスの日本デビュー・アルバム『デッドマウス』が2月23日、遂に発売となった。リード曲の「ゴースト・アンド・スタッフ」にはゲスト・ヴォーカルにペンデュラムのRob Swireを迎え、バキバキのハウスから、女性ヴォーカルSofiやKaskadeをfeat.した楽曲まで、日本独自のラインナップとジャケット写真を携えての登場となった。

◆デッドマウス画像

彼がデッドマウス(deadmau5)と語り始めたのは、ある日彼のパソコンの中に死んだネズミが入ったいたのを発見したときからだ。へこむことなくチャットで「やばい!オレのパソコンでネズミが死んでるぜ!」とテンションがあがり、そのままチャットのハンドル・ネームを「deadmau5」に変更したという。「dead mauce」ではなく「deadmau5」にしたのは、ハンドルネームの文字制限が8文字だったから。きっかけは今時っぽい些細なことだが、そのセンスがやはりただものじゃない。

デッドマウスの真骨頂は、ライブDJの時のネズミの被りもの。カナダ映画会社に連絡を取り特別マスクを作ってもらったのだという。初めてそのマスクを被って人前でプレイしたのは、ノバスコシア州ハリファックスのクラブだったらしい。オーディエンスは唖然としていたという。

「マスクをつけて初めて観客の前に立ったことを今でも鮮明に覚えている。皆戸惑いを感じていた。皆、誰だこいつ?マジかよ?って一瞬思ったようだったけど、直ぐ暖かく受け入れてくれたよ。ヘルメットのライトがついた途端、ビートに乗って狂ったかのように踊り始めてくれんだ」──デッドマウス

この天才のひらめきは、ダンスミュージックに劇的な要素を加えdeadmau5をDaft Punkのような雰囲気を持ち合わせるアクトに持ち上げていった。実際、現在のデッドマウスのライヴ・セットにはDaft Punkのツアー・クルーが参加している状況だ。

ちなみに、この被り物のマスクの効果は絶大で、2009年のグラミー賞「Best Remixed Recording, Non-Classical」部門にノミネートされた時、受賞式に参加するためにレッドカーペットを歩いていたら、初めて見るデッドマウスにレポーターやテレビクルーが殺到、インタビュー攻めに会い、結局受賞式に間に合わなかったという経験を持ち合わせている。

残念ながら2009年は受賞を逃したが、時代はやっとデッドマウスに追いついてきたところ。グラミー賞を受賞する日も近いはずだ。

『デッドマウス』
2011年2月23日発売
TOCP-66989 2300円(税込)
1.ghosts ‘n’ stuff / ゴースト・アンド・スタッフ  -リード・シングル
2.some chords / サム・コーズ
3.sofi needs a ladder / ソフィ・ニーズ・ア・ラダー
4.a city in florida / ア・シティー・イン・フロリダ
5.bad selection / バッド・セレクション
6.animal rights / アニマル・ライツ
7.i said (michael woods remix) / アイ・セッド(マイケル・ウッズ・リミックス)
8.cthulhu sleeps / クトゥルフ・スリープス
9.right this second / ライト・ディス・セカンド
10.raise your weapon / レイズ・ユア・ウェポン
11.one trick pony / ワン・トリック・ポニー
12.everything before / エヴリシング・ビフォア
13.i remember / アイ・リメンバー

◆デッドマウス・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
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