フルトヴェングラー、ヒットシリーズの更なる続編も続々登場

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「フルトヴェングラー名盤SACDシリーズ」の第2弾が2月23日に発売になった。

1886年ドイツ・ベルリンに生まれたフルトヴェングラーは、1920年代からベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者として活躍。1954年に病で没した後も、カリスマ的な指揮者として世界中のクラシック音楽ファンの注目を集め続けている。

「生誕125周年記念企画」として1月に発売された高音質のスーパー・オーディオCD10タイトルがクラシック音楽の売上げチャートを独占したばかりだが、今回発売された「第2回発売9タイトル」にはブルックナーの交響曲、シュトラウスの管弦楽曲、モーツァルトのセレナード、チャイコフスキーの交響曲など多彩な名演が含まれている。すべてSACDハイブリッドディスクを採用しており、通常のCDプレイヤーで再生できる通常の音源と、SACDプレイヤーで再生できる「スーパー・オーディオ」高音質音源の両方が1枚のディスクに収められたハイブリッド仕様だ。

さらなる続編となる第3弾6作品(5月)、第4弾3作品(6月)、第5弾1作品(9月)の発売も発表され、EMIクラシックスが誇る正規録音によるフルトヴェングラーの名演の多数は、今後のリリースをもってEMIアビイ・ロード・スタジオの最新のリマスタリング音源でSACD盤にて出揃うことになる。

なお、クラシック音楽初心者の方には、CD2枚組『永遠のフルトヴェングラー』がオススメだ。手軽にカリスマの歴史を追うことができる2000円という超お得盤となっている。

フルトヴェングラー生誕125周年記念企画 名盤SACDシリーズ
第2回発売9タイトル 2011年2月23日発売 各3,300円(税込)SACDハイブリッド盤
『ブルックナー 交響曲第7番』 TOGE-11011
『ブルックナー 交響曲第8番』 TOGE-11012
『リヒャルト・シュトラウス管弦楽曲集 ドン・ファン 他』TOGE-11013
『ウィーンのフルトヴェングラー 第1集 モーツァルト 交響曲第40番 他』TOGE-11014
『ウィーンのフルトヴェングラー 第2集 シューベルト 交響曲第8番未完成 他』TOGE-11015
『ウィーンのフルトヴェングラー 第3集 魔弾の射手 序曲、皇帝円舞曲 他』TOGE-11016
『モーツァルト アイネ・クライネ・ナハトムジーク&グラン・パルティータ』TOGE-11017
『チャイコフスキー 交響曲第4番 他』TOGE-11018
『チャイコフスキー 交響曲第6番 悲愴』TOGE-11019
第3回発売(2011年5月25日)
『ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 他』
『ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 他』
『ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、二重協奏曲』
『メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 他』
『マーラー:さすらう若人の歌、ヴォルフ:歌曲集(22曲)』
『ベートーヴェン:交響曲第5番(1937年録音) 他』
第4回発売(2011年6月22日)
『ワーグナー:トリスタンとイゾルデ(SACD4枚組)』
『ワーグナー:ワルキューレ(SACD3枚組)』
『ベートーヴェン:フィデリオ(SACD2枚組)』
第5回発売(2011年9月21日)
『ワーグナー:ニーベルングの指輪(SACD13枚組)』

『永遠のフルトヴェングラー』
TOCE-56377 2011年01月19日発売 2,000円(税込)※通常CD2枚組

◆フルトヴェングラー生誕125周年記念サイト
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