BARKS LIVE[10周年感謝祭]vol.3 after meeting

ツイート

BARKS LIVE[10周年感謝祭]

after meeting 2010.7.11 Zepp Tokyo

座談会 Page-01

SHiNNOSUKE:ジャンル関係なく楽しめる場所っていうのがいいなって思います。でも、なかなか異種格闘技的な対バンってないから、今回は本当に楽しかったです。

──<BARKS LIVE[10周年感謝祭]vol.3>で共演した3バンドのヴォーカリスト対談を行なっていきたいと思う訳ですが。

藤戸じゅにあ(ザ・ジェッジジョンソン/以下、ジェッジ):はい。よろしくお願いします。

SHiNNOSUKE(ROOKiEZ is PUNK’D):よろしくお願いします!

ガラ(MERRY):こちらこそ、よろしくお願いします。すごい楽しかったです。刺激的でしたし。

──見てる方も刺激的でしたよ、すごく楽しかった。純粋に音楽を楽しめた感覚で。

藤戸:そう言ってもらえるとすごい嬉しいですね。

──3バンドが顔を会わすのは初めてなんですか?

藤戸:ですね。僕はアニメの『BLEACH』が好きなので、エンディングに流れてる「Song for…」がROOKiEZ is PUNK’Dの曲だって知ってたんですけどね。

SHiNNOSUKE:あ、いやぁ、どうもありがとうございます!

藤戸:ライヴでもやってましたもんね、「Song for…」。めちゃめちゃ良かった。

SHiNNOSUKE:ありがとうございます!

藤戸:MERRYはバンドとしては初だったんですけど、昔、共通の知人の結婚式で会ってたっていう(笑)。

ガラ:そうなんですよ。もう6年くらい前の話なんですけどね、さっき藤戸さんからその話されて「おぉ~そっか!」ってちょっとびっくりしたんですよ(笑)。狭いですよね、世の中(笑)。

──ほんとにね(笑)。

藤戸:とある事務所のやり手スタッフが結婚して田舎に帰るっていう結婚式だったんですよね、たしか。って、めちゃめちゃプライベートな話になってますけど(笑)。それぞれバンドで参加してたと思うんですけど、お互い隅っこの方でちっちゃくなってた記憶がありますね(笑)。でも、僕は一方的にMERRYを知っていたので、「あ、MERRYがいる!」って思って見てたっていう(笑)。

ガラ:あははは。その節はどうも(笑)。藤戸さんはムックとも仲いいんですか? インディーズの頃のCDのスペシャルサンクスに名前入ってたの見たんで。

藤戸:あぁそうなんですよ。ミヤくん(G)と仲良くて。ミヤくんがもともとこっち系の音も好きなんで、昔からいろいろとアレンジ的なことでは話をさせてもらってて。今、ソロでやってるクラブイベントとかにも誘ってもらったりしてるんです。彼は器用ですからね、面白いです。

──世の中、狭いですね。

SHiNNOSUKE:繋がってるもんなんですね。でも、いいですよね、音楽ってそういうとこが。ジャンル関係なく楽しめる場所っていうのがいいなって思います。でも、なかなか異種格闘技的な対バンってないから、今回は本当に楽しかったです。やってみたいと思っていても、企画してくれる人がいないとできないですからね、今回は本当にBARKSさんに感謝してます!

──お互いに対バンするのは初めてだったんですよね?

ガラ:ですね。ジェッジともROOKiEZ is PUNK’Dともバンドとして、対バンで会うのは初だったので、すごい嬉しかったですね。ちなみに、僕もROOKiEZ is PUNK’Dは『BLEACH』のエンディングをやっていると聞いていたので、今回対バンの面子として決まったって聞いたときは、すごくワクワクしましたね。ウチらはどうしてもジャンル的に閉ざされた世界にいるんで、なかなか他ジャンルの人たちと絡む場所がないんですよ。だから、いろんな場所に出て、いろんなバンドの人たちと一緒に音を出せる場所が欲しいなって思ってるところなんです。このイベントが、そのきっかけになってくれたらいいなって楽しみでしかたなかったんです。

SHiNNOSUKE:いやぁ、こちらこそいい経験させてもらいました。ウチらが1番最後にブッキングしてもらったんですけど、ジェッジさんとMERRYさんとやることが決まって、どんなバンドなんだろ?って調べさせてもらったんですけど、かなりの異種格闘技だったんで最初はかなりびっくりしたんですよ。どんなイベントになるのか想像つかなくて。それがだんだん楽しみになってきて、実際やってみたらホント楽しくて。ウチらも音楽を純粋に楽しめたって感じでしたね。

ガラ:バラバラですもんね、ジャンル的に。

──たしかに。だいたいイベントって同じようなジャンルのバンドを集めてやったりするからね。

ガラ:そうですよね。

藤戸:お客さん的にもすごく新鮮だったと思うし、本当にバンドごとの色を楽しんでくれてたように思いましたね。

──ガラくんが言ったように、いつも閉ざされた環境でしか音楽に触れていない人たちも、他に目を向けられるいいきっかけにもなっただろうし。

藤戸:うんうん。本当にそう思いますね。なかなかワンマンライヴに足を運ぶまでって時間かかりますからね。今日知ってくれて、気になって音源聴いてくれたりワンマンに行こうと思ってもらえたら嬉しいなと思いましたね。

──今回はROOKiEZ is PUNK’Dがトップバッターだったけど、こういう異種格闘技でのライヴでのトップバッターは、やり辛さもあったのでは?

SHiNNOSUKE:最初はやっぱ緊張したんですよ。大丈夫かな?っていう不安もありましたしね。けど、いざ音を出してしまったら、思ってた以上にあったかくて、すごくウチらの音を楽しんで受けとめてくれていたんで、本気で楽しくなってきちゃって。

──「ヤバイ。マジで楽しいです!」って言ってましたもんね、マイク通さずに(笑)。あ、本気で楽しんでるなって伝わってきました(笑)。

SHiNNOSUKE:あはははは。聞こえてました(笑)? そうなんですよ、ホント楽しかったんですよ、こんなに楽しんじゃっていいかな?ってくらい(笑)。

──いや、それにROOKiEZ is PUNK’Dはノセ方も上手いなって思った。

藤戸:思った思った。上手かったですよね。すごいなって思いました、俺も。

ガラ:攻めるばっかじゃなく、泣かせどころもありましたもんね。さんざん盛り上げといて、「Song for…」でグッと聞かせるって、すごい流れでしたよ。熱くて泣けるというか。いいなぁ、熱くて泣けるって、って思いましたからね。

SHiNNOSUKE:いやいやいや。そんなありがとうございます(笑)。でも、俺は俺で、ライヴ見させてもらってたんですけど、ジェッジさんもMERRYさんもさすがだと思いました。それこそ、ノせ方が半端ないなって。それぞれ違うノリなんだけど、なんでそれぞれちゃんと自分たちのノせ方を作れてるんだろ? って思いましたからね。

ガラ:ジェッジは自然と踊りたくなるのがすごいですよね。体が勝手に揺れちゃうというか。

SHiNNOSUKE:はい。持っていかれる感がありますよね。すごいなって思いました。

ガラ:無理に煽らずともあれだけのノリが自然に生まれるというのは、本当にすごいことだなって思いましたからね。

⇒インタヴューの続きを読む

この記事をツイート

この記事の関連情報