<ASIA GIRLS EXPLOSION>にX JAPAN登場、「元々ビジュアル系ですから」

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▲YOSHIKI&マリリン・マンソン
X JAPANが3月6日、東京代々木で開かれた音楽ファッションイベント<ASIA GIRLS EXPLOSION>に出演。ステージでYOSHIKIは「今日は5月に公開されるブッダ(『ブッダ―赤い砂漠よ!美しく―』、5月28日全国公開)っていう映画の主題歌をちょっとやってみます。歌ってくれる?」とTOSHIに話しかけ、YOSHIKIのピアノ演奏のみで新曲「Scarlet Love Song」を初披露した。

◆X JAPAN&<ASIA GIRLS EXPLOSION>画像

イベントはYOSHIKIが、「東京ガールズコレクション(TGC)」のプロデューサー、Jayf.Rと共同企画したもの。ステージにはYOSHIKIの音楽ユニットViolet UKも登場し、代表曲「ROSA」「Blue Butterfly」に加え、2010年秋X JAPANが北米で行なったツアーの際に書き下ろした新曲を初披露し、国内初のステージを飾った。

X JAPANではドラムとピアノを担当するYOSHIKIだが、Violet UKでは「Blue Butterfly」でギター演奏も披露。光沢のある紺と朱が混じった着物姿でエレキギターをうならせる“ギター侍”姿で聴衆を圧倒した。

Violet UKのステージ後、SUGIZOのバイオリンの音が切なく響く「ART OF LIFE」でX JAPANのステージがスタート。曲中、黒フードをかぶったYOSHIKIが花道に姿を見せると大きな歓声が沸き起こった。YOSHIKIは花道の先に設けられた小ステージでピアノを演奏し、演奏に合わせてモデルらがランウェイをかっ歩。願っていたファッションと音楽の融合が実現した。TOSHIは「お前ら、暴れん坊将軍で行けよ」と挑発。炎が吹き上がるステージでは、3月15日に北米で発売するデビューシングル「JADE」「I.V.」などを披露した。

YOSHIKIはファッション面でもあふれる才能を発揮。ショーでは、京都の老舗呉服店「スコープココ/加納圭悟氏」と共同制作した着物ブランド「YOSHIKIMONO」を発表した。着物にブーツを合わせるなど、概念を取っ払った個性的なもので、ステージでは桃井かおり、浦浜アリサらがまとい、観客を魅了した。

ショーにはマリリン・マンソン、冨永愛がモデル出演。ほか米国の人気ドラマ「新ビバリーヒルズ青春白書」の主役シェネイ・グライムスらがお祝いに駆け付けた。

ショーの後に行なわれた会見でYOSHIKIは、「まさか20年前に自分がこういうことをやるなんて思わなかった。でも僕ら元々ビジュアル系ですから」と笑い、同様のショーをアジアでも行ないたいと話していた。

取材・文・写真:西村綾乃
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