【災害関連】flumpool、義援金1000万円とツアー収益の一部を寄付

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東北地方太平洋沖地震の復興支援のために、flumpoolが義援金1000万円と、全国ツアーの収益の一部を寄付することを明らかにした。

震災発生直後から、被災地の方々の為に自分たちができる事は何かを何度も検討を重ねた結果、予定通り全国ツアーを行ない、被災された方々はもちろん、ひとりでも多くの方へ「勇気」と「希望」を届けたいという想いに至ったそうだ。

そうした中で“すぐにできる事”として、flumpoolメンバー一同と所属レーベルであるA-Sketchから、1,000万円の義援金を「アミューズ募金」を通して日本赤十字社に送られたという。

さらに、この全国ツアーにおけるコンサート収益、及びコンサートグッズ売上の一部も被災地への義援金とすることを表明。各会場には義援金箱などを設置し、ライヴに来場するファンへの義援金の呼び掛けるほか、「アミューズ募金」でも義援金を受け付ける。

また、ツアー開催に至るまでのリハーサルについても、関東を離れ関西エリアで実施し、リハーサルはもとより開催期間中、継続してできる限りの節電を行なうとのこと。

以下、flumpoolメンバー・コメント。

   ◆   ◆   ◆

このたびの震災により被害を受けられました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
被災地では今、住む場所もなく、停電や断水も続き、食料不足や医療品不足、さらには救援物資がなかなか届かない避難所があったり…
また関東でも計画停電、燃料不足等によりたくさんの方々が不安な生活を余儀なくされています。
そのような状況の中、4月2日より開催を予定していました全国ツアーに関して、実施するべきかどうかを含め、メンバー・スタッフで色々と意見を交わし、様々な観点から僕らがどんな行動をとるべきなのかを考えずっと協議してきました。

微力ながら僕たちflumpoolができることは何なのか。

flumpoolとして出来ること…

それは、みんなに勇気と希望を取り戻してもらうこと。
勇気と希望を持って前に進む気持ちを、後押しできるような音楽を、みんなの目の前に行って届けること。

その為にも予定通り全国ツアーを行う事にしました。

人それぞれにいろんな意見があると思うので、この決断に否定的な意見が多少なりともあると思いますが、僕たちはこのツアーを通して、全国にいる沢山の僕たちの仲間と出会い、被災地の方々に向けた気持ちと義援金を集めていこうと思います。

被災地のみんなが流した涙が、いつか笑顔と共に輝くその日まで。
僕たちは音楽を通して応援し続けます。

flumpool 山村隆太、阪井一生、尼川元気、小倉誠司

   ◆   ◆   ◆

なお、震災による被害、計画停電の影響を考慮し、4月2日(土)・3日(日)に予定していたよこすか芸術劇場公演の開催は見送り、6月に神奈川県民ホールでの振替公演を実施。全国ツアー<flumpool 4th tour 2011“Fantasia of Life Stripe ~僕達はここにいる~”>は、4月9日(土)、10日(日)の福岡サンパレスホテル&ホールよりスタートする。仙台公演に関しては、振替もしくは中止を検討中とのことで、方針が固まり次第改めて案内される。

4月6日発売予定のライヴDVD『flumpool Live at YOKOHAMA ARENA!! Special Live 2010 Snowy Nights Serenade~心までも繋ぎたい~』は、交通事情やショップの状況により、商品の到着が遅れる地域があるかもしれないが、発売延期にはせずに、発売日に届けられるよう努力を続けているとのこと。

◆オフィシャル・サイト
◆アミューズ募金
◆flumpool mobile club“POOLSIDE” http://flumpool.amob.jp/(携帯のみ)
◆東北地方太平洋沖地震にまつわる音楽・アーティスト関連情報ページ
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