郷ひろみ、40周年記念シングルは布袋寅泰プロデュース

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6月1日にリリースされる郷ひろみのデビュー40周年記念シングルが、布袋寅泰作詞・作曲・プロデュースによる楽曲だということがわかった。

その楽曲のタイトルは「笑顔にカンパイ!」。NHK『サラリーマンNEO』オープニング・テーマに起用されている。

そもそも、この「笑顔にカンパイ!」誕生の発端は、『サラリーマンNEO』オープニング・テーマのオファーが郷のもとに来たことからだとか。同番組をよく知っていた郷は「僕セクシー部長になりたかったんだよね」と快諾し、曲についての打ち合わせがスタート。そして「ビートのきいたアップテンポでロックなサウンド+誰もが口ずさめるような親しみやすいメロディ」というイメージで番組スタッフとも意見が一致した。

そして、打ち合わせから数日後。「いろいろ考えたんだけど、こういうサウンドはもう布袋さんしかいないでしょう」と郷から提案したのだそうだ。

実は郷のマネージャーが布袋の大ファンで、郷本人もマネージャーの影響で曲を聴くようになり、カラオケでも歌うほど。「音楽のジャンルは全く違うけど、いつか布袋さんに曲を書いてもらいたいなと思っていたんだよ」とのこと。郷と布袋は直接会ったことは一度もなかったのだが、郷曰く「ダメモトでずうずうしく頼んでみました(笑)」。すると、自身のCD発売も控えていて多忙だったものの、布袋は二つ返事で引き受けたそうだ。

こうして『サラリーマンNEO』がきっかけとなり、永遠のスター郷ひろみとロック・ギタリスト布袋寅泰のコラボレーションが実現することになった。

そして、話をした3日後には布袋からデモが届き、そのビートのきいたアッパーなサウンドに、郷も番組スタッフも大満足。さらに数日後に完成した歌詞には、サラリーマンの人たち、そして日本中の人たちへのエールの意味を込めた、明るくて親しみやすい言葉が並んでいた。

二人が初めて対面したのは、3月。スタジオに入ってきた郷と、迎えた布袋ががっちり握手を交わすと、緊張感があったスタジオが一気に和やかな雰囲気になったそうだ。長く一線で活躍している二人はお互いにリスペクトしあいつつ、率直に意見を交わしながら楽曲を形にしていき、布袋サウンドに郷のヴォーカルが気持ちよくのった「笑顔にカンパイ!」が完成した。

「笑顔にカンパイ!」のミュージックビデオには、『サラリーマンNEO』にも出演しているコンドルズのメンバーも出演。全編、コンドルズの近藤良平振付のダンス・シーンで構成されている。もちろん郷本人もほとんどでずっぱりでダンスを披露。ミュージックビデオで数々の賞を受賞している丹下紘希氏が監督を務めたこのミュージックビデオは、6月6日にリリースされる「笑顔にカンパイ!」の初回盤にのみ特典として付けられる。

◆郷ひろみコメント
40周年を記念する大事なシングルが「サラリーマンNEO」のオープニングテーマに決まり、さらに布袋さんにプロデュースまでしてもらって、ほんとうにうれしいです。
僕と布袋さんの組みあわせ、って普通はなかなか浮かばないですよね。でもこれがすごくぴったりで、布袋さんのギターと僕の声が絶妙なバランスなんです。
日本中に笑顔があふれますように、と願いを込めてみなさんに届けていきたいと思っています。

◆布袋寅泰コメント
郷さんの40周年、布袋の30周年、合わせて70年分のパワーを、今日もニッポンの為に働くサラリーマンの皆さんへの 感謝とエールにかえて送ります。
苦しい時代だからこそ笑顔の力を信じたい。
皆さんの 笑顔にカンパイ!

◆NHK『サラリーマンNEO』原田チーフプロデューサーコメント
郷ひろみさんは、働くオトナの憧れです。
もしも郷さんがサラリーマンだったら、常にベストをつくすプロ意識はもちろん、カッコいい・頼りになる・面白い…、完璧な理想の上司ですよね。
それどころか、第一線の現場でサラリーマン生活勤続40年といったら単なる上司じゃなくて社長か役員になっちゃいますか!
そんな郷さんの歌声が、毎週『サラリーマンNEO』をご覧のみなさんにパワーをチャージしてくれると信じています。

NHK『サラリーマンNEOシーズン6』
2011年5月10日より毎週火曜夜10:55~11:25放送

◆郷ひろみ オフィシャル・サイト
◆布袋寅泰 オフィシャル・サイト
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