Sound Horizon、DVDになっても非日常として大切にして欲しい

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Sound Horizonのライブ映像を元に再構築された映像作品『Sound Horizon 7th Story Concert 「Marchen」~キミが今笑っている、眩いその時代に…~』劇場用スペシャル3Dバージョンのチャリティー上映を記念して、5月8日(日)にRevoがTOHOシネマズ六本木ヒルズ舞台壇上に上がり、作品に対する思いやメッセージを送った。

◆Revo画像

Revo:Revoです。よろしくお願いします。生きてました。この間に、いろんなことがありましたが、よかったね、みんな生きてて。これからも生きていきましょう!がんばっていきましょう!今日はよろしくお願いします。

──先ずは陛下、今回の改めて映像や作品自体のコンセプトを教えてください。

Revo:サウンドホライズンとして新たな世界観として魅力を伝えられたらいいなというものがありまして、それを実際ステージでやるべきですから、どういう風にそのビジュアルライツしようかという事も含めて、取り組んだものです。なので、そういう手応えを感じてもらえれば嬉しいなと思います。3Dの臨場感…それをイマジネーションで具現化するのがサウンドホライズンの面白さなのかなと思っています。

──映画作品にすることを見越してのコンサート演出というのはあったのですか?

Revo:そうですね。どうしたら面白いかとか盛り上がるかという、ダンサーの使い方、格好、バンドメンバーも含めて一つの世界観の中に機能的に落とし込めるかということを考えました。

──映像化、映画化に対し、どんな思いでしたか?

吉川英明監督:当然素晴らしいライブでステージ上のものをちゃんと撮るというのは当たり前なんですけれども、一番面白くて家で観るDVDと最も違うところは、会場に来るまでの楽しさや帰るときに感想を言い合いながら皆さんが楽しんでいただけるという新しいメディア、そういうものだと思い、新しいものを作るつもりで取り組みました。

──3Dだからこそのポイントは?

監督:当然たくさん飛び出してそれを楽しんで欲しいなあっていうものもあったんですけど、やっぱり普段皆さんが見れない表情、出演者の方の見えない表情というものをちゃんと特等席で皆さんが見れるというのがこの場だと思うので、そこは特に重点的にやりました。

──このメルヘンは続いていくんでしょうか?

Revo:永久不滅です。というのもDVDとして発売されることになりました。7月27日にリリースになります。現在、一生懸命監督が作業しています。

監督:今回の劇場版と変わっている部分もありますのでお楽しみにしていただければと思います。

REVO:舞台挨拶の場に立って少し思ったことがあります。DVDリリースされるといつでもこの映像が観られるようになります。それってでも非日常ではなくなってしまうことも意味していて。何気なくDVD観るのではなく、観ることに集中して非日常として大切にして欲しいと思いました。ライヴはトイレに行くのに一旦停止できないですよね、そういう気持ちで観ていただけると幸せだな、と思います。

『Sound Horizon 7th Story Concert 「Marchen」~キミが今笑っている、眩いその時代に…~』
2011年度作品・日本映画
上映時間 109分・カラー・5.1Chサラウンド
製作:キングレコード/ラップ・プロダクツ
制作:MOCAL
配給:アジョンス・ドゥ・原生林
4月29日(金・祝)より新たに全国19箇所の劇場で上映中
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