ピンク・フロイド、ロジャー・ウォーターズの公演でリユニオン

「Comfortably Numb」が始まって少しすると、ステージに設置された巨大なウォールの上にデヴィッド・ギルモアが登場、ウォールの下にいるロジャー・ウォーターズと壮大なパフォーマンスを繰り広げた。翌日、BBCの番組に登場した音楽ジャーナリストによると、客席にはニック・メイソンもおり、ドラムのリズムを刻んでいたという。
ニック・メイソンは多分、ステージに上がる予定はなかったのだろうが、ショウの途中、スタッフに呼ばれ客席から姿を消したそうだ。そしてショウの最後、「Outside The Wall」でロジャー・ウォーターズ、デヴィッド・ギルモアと共にステージに上がり、即興のパフォーマンスを見せた。前述のジャーナリストによると、これには「多くの男性ファンが涙していた」という。
短いながらも、ようやく実現したリユニオンだったが、残念なことにこれはあくまでもワン・オフに過ぎないという。デヴィッド・ギルモアのブログには「今後、スペシャル・ゲストとしてパフォーマンスを繰り返す予定はない」との残念な告知がなされている。
ロジャー・ウォーターズの<The Wall Live Tour>のロンドン公演は5月18日まで開かれる。
Ako Suzuki, London
◆ロジャー・ウォーターズ・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
この記事の関連情報
ピンク・フロイド、『驚異(RESTORED & RE-EDITED)』より「運命の鐘」新旧比較映像が公開
ピンク・フロイド、『鬱(リミックス&アップデイト)』高音質ハーフスピード・カッティング45回転2枚組(180G重量盤)で初アナログ化&特設サイトと“開封の儀”動画公開
ロジャー・ウォーターズ、5度目の結婚。ウェディングの写真を公開
SUGIZO+松任谷正隆、ピンク・フロイドを語る「音響という意味合いで世界をリードしていた」
ピンク・フロイド、「追憶のピンク・フロイドオーディオライブ」が50年後の同日8月6日、7日に箱根の「彫刻の森美術館」で開催
ロジャー・ウォーターズ、Facebook創設者を「世界で最もパワーを持つ愚か者の1人」
全英アルバム・チャート、ロイヤル・ブラッドの新作が1位
T・ラングレン、I・ペイスらピンク・フロイドのトリビュート盤『Still Wish You Were Here』に参加
ピンク・フロイド、『ライヴ・アット・ネブワース』本日4/30発売&光と音の洪水「ラン・ライク・ヘル」ライヴ映像公開
