jealkb、ツアーファイナルはゲスト満載

twitterツイート

2011年5月12日、ヴィジュアル系バンドjealkbが、<jealkb LIVE HOUSE TOUR 2011『鳥薔薇ノ空』>のツアーファイナルを、赤坂BLITZで行った。雨にも関わらず、開場前の会場前にはjealkbのTシャツを着た女子が長蛇の列を作っていた。彼らがいかに愛されているのかを感じた瞬間だ!

◆jealkb画像

開演前には、Opening VTRが流れ、会場を笑わせてくれる。ただ待たせないというこのエンターテインメント性の高さ。始まる前から脱帽。開演5分前というアナウンスも、ライブでは初めて経験することだ。

ライブ直前は、ドラマ(?)仕立ての映像が流れる。呪文で小さくされてカプセルに閉じこめられてしまったhaderuを、会場に集まったジュアラー(jealkbのファンはこう呼ばれている)が戦場カメラマン渡部陽一のモノマネで魔法を解くという趣向。会場の一体感が高まる。

無事、人間サイズに戻ったhaderuとともに、5人がステージに現れる。会場は赤く染まり、ライブスタート。「殺気繚乱」「罪と罰と罠」とアルバム『Invade』からの曲が続く。「CDよりも、ライブがいい!」というのが、最高の褒め言葉であるなら、まさにそれ。CDというパッケージに収まりきらならい彼らの熱がいきなりほとばしる。

MCでは、「会いたかった?」を連呼。そして、最後に「バーカ 俺らの方が会いたかったよ」と。女心分かり過ぎです。そして、ヘドバン(ヘッドバンキング)ができない人は、ハドバン(ハンドバンキング)で良いとの許可も。

「最後の嘘」。この曲を聴きながら思ったのは、この会場の集まっているジュアラーは、jealkbを通してV系(ヴィジュアル系)の世界を知った人たちも多いのだろうか、ということ。それは、とても素敵なこと。知らない世界へ飛び込むきっかけをくれる彼らに感謝だ。バラード「静かな夜」。さっきまでの激しさとは、まるで別の顔で心が抱きしめられるよう。

MCからVTRに変わり、ドッキリカメラ的ないたずらを仕掛けた様子が流される。

MC明けは、ゲスト登場。そう、ツアーファイナルは、ゲスト満載なのだ。一人目は「makemagic」のPVに出演したはるな愛。PVと同じ振り付けでのステージ。メンバーと気持ちよく絡んで、盛り上げる。はるな愛が去ったあと、楽器を置く5人。5人のダンスバージョンでの「傷心マキアート」。アイドルグループ? としか思えない。

ゲスト二人目は、musume。hidekiのリアル娘が登場。musumeのダンスと「super special summer」で一気に夏になる。musumeが可愛すぎる! MCとVTRをはさみ、edieeによる「ト或コイ」。メインヴォーカルの歌ではないのに、なぜか聴き入る。「恋する日曜日」では、ツイキャス「恋する木曜日」の告知を。

そして、「日本で一番腰の低いヴィジュアル系バンド」といいながらも激しさは止まらない。次のゲストは、THE冠。アルバム『狼煙』でコラボした「DISCHARGE」を。MCを小刻みにはさみながらも、流れを止めないのは、MCやVTRがその瞬間ごとに必要な内容だからだろう。

「恋心」は、逹瑯をゲストに迎えて、日本で初披露。続く、7人時代のシングル「WILL」は、5人バージョンとして『Invade』にも収録されている。これは、名古屋で東日本大震災の募金活動を行った時に流していた曲。この曲で、本編はラストを迎え、告知タイムへ。

2011年8月6日に<ジュアラーが選ぶ、年に1度のランキングライブ「二十薔薇ノ推曲2011」決定!>を開催。そして、2011年9月14日にミニアルバム発売。豪華な告知だ。

そして、アンコールへ。会場は「JKB」コールだが、それについては、今回のツアー会場すべてのなかで、一番揃っていなかったと指摘が(笑)。

アンコール開始。「D.D.D」は、ゲストにyasuを迎える。ラストはゲスト総出演で「shell」。そこに飛び入りゲストとして庄司智春登場。最高に盛り上がり、ライブは終了。

しかし、そこで終わることはなく「JKB」を叫ぶジュアラーに、「終わりの曲流れましたよね」と言いながらも出てきて、ツアーファイナルなんでもう一曲! 武道館でのライブを目指す彼らが、武道館にも来てくることを誓ってくれますか? ということで「誓い」を。

メンバーの7人から5人になったとき、続けていくかどうかを考えたという彼ら。しかし、きっと2人が帰ってきてくれると信じて待っているという。

こんなに熱くて、こんなに暖かくて、こんなに優しくて、こんなに必死な場所なら、きっとまた7人になることもあるだろう。そう感じた。そして、「大きな玉ねぎの下で」が流れるなか、ツアーファイナルは、本当にファイナルを迎えた。

想像を超えたライブ。楽曲が最高なことはもちろんだが、考え抜かれた演出とちょっと緩く見せる姿。そんなすべてがエンターテインメントだった。

写真:松井サトシ

ジュアラーが選ぶ、年に1度のランキングライブ「二十薔薇ノ推曲2011」決定
2011年8月6日(土)
会場:Shibuya O-EAST
17:00 OPEN / 18:00 START
チケット価格:4,000円(税込み/ドリンク別)
チケット先行販売
http://eplus.jp/jkb0806/
受付期間:5/12(木)22:00 ~ 5/22(日)23:59
楽曲リクエストはHPにて受付
HP:http://jealkb.jp/
お問い合わせ:H.I.P 03-3475-9999(平日10:00~18:00)

『AGAINST』
2011年9月14日(水)発売

◆jealkbオフィシャルサイト

[寄稿] 伊藤 緑:http://www.midoriito.jp/
twitterこの記事をツイート

この記事の関連情報