「ブルーノート2011キャンペーン」スタート

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対象商品を購入して応募すると特製トートバッグやマウスパッドなどブルーノート・オリジナル・グッズが総計1,800名に当たるという、「ブルーノート2011キャンペーン」がスタートした。

アート・ブレイキーやハービー・ハンコック、リー・モーガン、セロニアス・モンク、ホレス・ジルヴァー、ジミー・スミス、ジョー・ヘンダーソン他、後に世に知られる一流ミュージシャンの過半数がブルーノートからデビューを飾り、またジョン・コルトレーン、マイルス・デイヴィスといった巨人が、その時代の最高傑作を残している。それが、ブルーノートが「史上最強のジャズ・レーベル」といわれる所以である。

その後のフュージョン全盛の1970年代にも『ブラック・バード』やアール・クルーらのヒットを放った後、1980年代前半に休眠するものの、85年に大々的に復活。ジャズ・ルネッサンスをリードする一方でジャズ・ヒップホップ・グループ、アス・スリー(Us3)の大ヒットでクラブ・シーンの扉を開け、また今世紀に入るとノラ・ジョーンズを放ち全世界で4,000万枚を売り上げるなど、最強のブランドの名をほしいままにしている。2011年の第53回グラミー賞においては、ブルーノート・レコード名誉会長ブルース・ランドヴァルが音楽業界特別功労賞を受賞している。

ちなみに、そのランドヴァルが満を持して契約したのが「セロニアス・モンク国際ジャズ・コンペティション」優勝者の天才トランペッター、アンブローズ・アキンムシーレで、「JAZZ界の未来に必要なのは彼のような存在」と惚れ込み、5月に『うちなる閃光』で世界リリースを果たしている。この作品をはじめ、「ブルーノート2011キャンペーン」の対象商品には、グラミー賞最優秀新人賞を受賞したエスペランサも参加し、チャーリー・パーカーをカヴァーしたジョー・ロヴァーノの最新作『バード・ソングス』やチック・コリアに天才と言われたイスラエル発のベーシスト、アヴィシャイ・コーエン新作『七つの海』(6月8日発売)、2010年にマイケル・ジャクソンのカヴァー集が大ヒットしたオランダの歌姫トレインチャ新作『ニューヨークの日曜日』(6月8日発売)など、注目のジャズ作品が目白押しだ。

また、名エンジニア、ルディ・ヴァンゲルダー(RVG)によって24ビット・デジタル・リマスタリングされた200枚もキャンペーン対象となっているので、これを機にブルーノート作品に目を向けていただければ幸いだ。

◆ブルーノート2011キャンペーン・サイト
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