-異種格闘技対談-Ring【round2】第16回/FLiP

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-異種格闘対談-Ring【round2】第16回

FLiP / 逹瑯(Vo) ムック

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逹瑯:女子ばっかで6年まったく喧嘩もなくやってこれてるってすごくいいね。仲いいんだね。
ユウミ:はい。殴り合いはないです。

逹瑯:英語は普通に話せるんだ。

サチコ:いえ。全然(笑)。

一同:喋れないです(笑)。

サチコ:だから、日本語を英語に変換するサイトでむりやり日本語を英語に書き換えて歌詞書いてました(笑)。

逹瑯:あはははは。んじゃぁ、ちょっとヘンテコな英語になってた可能性あるよね?

サチコ:多いにあります! っていうか、なってたと思います(笑)。でも、そこは。

逹瑯:ま、いっか!って?

サチコ:はい(笑)。やっぱり最初は私たちも歌詞よりサウンド重視だったので、歌詞はそれでも良かったんです。

逹瑯:なるほどね、優先順位が昔は違ったんだね。5月25日にリリースされた1stアルバム『未知 evolition』を聴かせてもらったんだけど、中にすごく沖縄を感じるメロディがあったんだよね。

ユウコ:「ユレウタ」かな?

サチコ:それはたまに言われますね。沖縄民謡をやっていた訳でもないんですけど、そこはずっと生まれたときから近くにあった音楽でもあったからか、自然と体に染み付いているみたいで。

逹瑯:やっぱそうなんだね。だけど、4人とも喋っててもあんまり沖縄なまりが出ないね。

ユウミ:そうですか?(めちゃめちゃ沖縄なまり)

逹瑯:と思ったけど、そうでもないね(笑)。

一同:はい(笑)。

逹瑯:でも、そのなまりは絶対になおさない方がいいよ! あったかい感じするし。めちゃめちゃカッコイイ音やってて、ほわ~んと喋られるとそのギャップがまたいいからね。

一同:はい。解りました。

――先生か(笑)。

逹瑯:なんか今日そんな感じだね、俺(笑)。沖縄にいた頃からちょくちょくライヴではこっちに来てたの?

サヤカ:はい、よく来てました。

逹瑯:結構大変? ウチらが沖縄に行くっていうと、やっぱ“行くぞ!”っていう感じになるんだけど、沖縄の人がこっちに来るのってどうなの?

サチコ:いや。そこは別に大変じゃないです。逆に、私たちは本州に来てしまえば、あとはまったく問題なので。

逹瑯:そっかそっか。逆に一気にまわっちゃえるからね。なるほどね。ところで、リーダーは誰なの?

サヤカ:サチコです。でも、そんなにリーダーっぽいリーダーではないですけど(笑)。

サチコ:ですね(笑)。みんな個性が強いし主張が強いんで、みんなの意見をまとめる役みたいなリーダーです(笑)。

逹瑯:みんな、血液型何型?

一同:全員A型です。

逹瑯:全員Aなの!?

一同:はい。

逹瑯:みんなA型なのにそんなに主張が強いの?

ユウミ:強いですよ。でも、みんなバーッって言う方じゃないんです。

サチコ:そう(笑)。だからフェアにやらなくちゃいけないから難しいんです(笑)。

逹瑯:“本当はこうしたいんだけど、みんながそう言うんならいいよ”みたいな面倒くさい感じ?

一同:そんな感じです(笑)。

サチコ:みんながみんな、ちゃんとその場の空気を読むとこもあるので、あうんの呼吸で決まるとか、そういうのが多いですね。

逹瑯:喧嘩とかしないの?

サヤカ:したことないですね。しそうになったら、そいういうときもちゃんと空気を読んでスタジオ出てみたりするんですよね。

逹瑯:でもさ、1人ずつスタジオ出ても全員が出ちゃったらそこで全員顔合わすことになっちゃうから一緒じゃない?

ユウコ:あははは。そうですね(笑)。でも、そうなったことはいままでないですよ(笑)。ちゃんとそれぞれが自分タイムを作って、頭冷やして戻って来るみたいな感じですね。

サヤカ:一旦休憩しよう! みたいな感じでね。

逹瑯:へぇ。いま結成して何年?

サチコ:6年経ちました。

逹瑯:6年か。ウチの現場マネージャーで長島っていう若いのがいるんだけど、昔、プロ目指してバンドやってたんだけど、FLiPのプロフィールを見たら結成時期がほぼ同じで、いろいろと思うところがあったみたいよ。彼は大学の友達とバンドを組んでたらしいんだけど、彼以外全員が神社の息子で将来は神主になることが決まってたんだって(笑)。だからバンドとしてプロを目指す将来性がなかったバンドで、彼だけは一所懸命プロ目指してたっていう感じだったらしくて、すごく悔しがってたよ(笑)。

ユウミ:すげぇ~っ! 3人も神主(笑)!

――でも、だったら逆にそこを逆手に取って“神主バンド”やれば良かったのにね。

逹瑯:だよね! SEとかもそういう感じのにしてね。神主さんが持ってる御幣をバサ~ッってやってね。ウケるかもよ。ライヴでお清めすんの。逆にありがたくて売れたかもな。

長島マネージャー:いやいや。対談のお話の主旨がズレてますよ(苦笑)。もどしてもどして……(照)。

逹瑯:あははは。でも、女子ばっかで6年まったく喧嘩もなくやってこれてるってすごくいいね。仲いいんだね。

ユウミ:はい。殴り合いはないです。

⇒NEXT INTERVIEW-3

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