高中正義、デビュー40周年を迎え新作と新ジオラマギター製作に突入

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2011年は、高中正義にとってデビュー40周年を迎えるアニバーサリーイヤーだ。1971年につのだ☆ひろ、成毛滋が在籍した伝説のバンド、フライド・エッグに17歳で加入したのが、高中正義のミュージシャンとしてのキャリアのスタートとなる。ベーシストとしてデビューを果たした高中だが、翌1972年には加藤和彦の結成したサディスティック・ミカ・バンドにギタリストとして加入し、1976年にソロ・デビューを果たすことになる。

◆高中正義画像

世界的なフュージョン・ブームの中、ラリー・カールトン、リー・リトナーからアル・ディ・メオラ、パコ・デ・ルシア、アラン・ホールズワースに至るまで、ギタリストへ熱き注目が注がれていた時代に、高中正義は実力派ギタリストとして頭角を表し、横浜スタジアム単独公演や、ギタリストとしては初めてアルバム・チャート1位(『SAUDADE』1982年)を獲得するなど、空前の高中ブームを巻き起こし、多くのギター・フォロワーを産みだすムーブメントを作り上げた。

デビュー35周年にあたる2006年は、サディスティック・ミカバンドの再々結成活動の忙しさもあり、アニバーサリーであることを本人もすっかり忘れていたというが、40周年の2011年は前回果たせなかった様々なアニヴァーサリー・イベントを画策中のようだ。

9月に東京・大阪・名古屋にて記念ライブを開催することを発表している高中だが、2009年に発表し周囲を驚かせたジオラマ・ギターの、さらなる改良を施した新ジオラマ・ギターを現在開発中とのこと。どうやらアコースティック…しかもC.F.マーティンで画策中だとか。9月のツアーでは披露したいとのことだが、サウンドホールから出入りするような変態ジオラマだったら笑うが、なーんかヤな予感。果たして、どんな奇天烈なギターが登場するのか、こちらもお楽しみに。40周年記念のオリジナル・アルバムも現在レコーディングの真っ最中だ。

<高中正義 40周年記念 LIVE「40年目の虹」公演>
2011年9月23日(金・祝)
@名古屋Zepp Nagoya 16:30開場/17:00開演
2011年9月24日(土)
@東京日比谷野外音楽堂 17:15開場/18:00開演
2011年10月1日(土)
@大阪森ノ宮ピロティホール 17:30開場/18:00開演
※各公演のチケットはオフィシャルサイトで先行予約受付中(~6/12)
◆チケット詳細&購入ページ
◆高中正義オフィシャルサイト
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