レナード・コーエン、アストゥリアス皇太子賞文学部門を受賞

2011年6月1日に、シンガー・ソングライター、詩人、小説家として活躍するレナード・コーエンが2011年の「アストゥリアス皇太子賞（The Prince of Asturias Awards、スペイン皇太子賞）」の文学部門を受賞した。

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アストゥリアス皇太子賞は科学、文化、社会の分野で国際的に活躍している世界中の個人や団体が受賞対象であり、スペインでの最高賞にあたるもの。過去に日本人では物理学者および化学者の飯島澄男や工学博士の中村修二が学術・技術研究部門で受賞している。

レナード・コーエンは、今回アルゼンチン、フランス、オーストリア、メキシコ、英国出身者など32人の候補者の中から受賞しており、「彼は不変の価値を持つ詞・音楽などの、人々の感情に訴えかけるような一連の作品を通じて三世代にも渡って世界中の人々に影響を与えた」と評価されての受賞となった。

これまでに彼は、カナダ勲章の最高位であるコンパニオン、グラミー賞の生涯功労賞などを受賞。また、2008年にはロックの殿堂入りも果たしており、世代、国境、ジャンルを超えて高く評価されているが、今回の受賞でその権威をより一層高めたことになる。

◆レナード・コーエン・オフィシャルサイト（海外）
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