Everly、井の頭公園からサントリーホールまで

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クラシカルポップスバンドEverlyが、6月4日東京・井の頭恩賜公園内で<森のコンサート>と題した無料ライブを開いた。公園内では「情熱大陸」「見上げてごらん夜の星を」などを演奏。スタジオジブリの映画「耳をすませば」のエンディング曲にも起用された「カントリーロード」の演奏中は、子どもが身体を揺らしながら曲に聴き入っていた。

◆Everly画像

Everlyはボーカル・バイオリンの松尾賛之、ピアノ・バイオリンの松尾悟郎、クラリネット、ベースの小向忍、チェロの水野宇高の4人組。「クラシックを身近に感じて欲しい」と、スニーカーやTシャツ姿で、立川駅前などに立ち演奏。松尾賛之は「ホールでのコンサートと違い、ストリートでの演奏はお互いの表情が間近で見える。クラシック=高尚というような敷居を払えたのでは」と手ごたえをつかみ、井の頭公園では延べ1000回以上ライブを行なってきた。

7月9日にはクラシックの聖地サントリーホール内にある「ブルーローズ」でステージを予定。松尾賛之は「井の頭公園から出発し、サントリーホールまでたどり着きました。集大成として新しいEverly」を見せたいと意気込む。水野宇高は「音楽のジャンルを飛び越えて音楽の楽しさを伝えたい」と初舞台を心待ちにしている。

公演の問い合わせはサンライズプロモーション東京(Tel:0570-00-3337)まで。

取材・文・写真:西村綾乃
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