heidi.、結成5周年を迎え「6年目は武道館」と飛躍を誓う

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heidi.が結成5年目を迎えた6月3日、東京・日本橋三井ホールでライブを開いた。ステージは「5年の歴史を見せられたら」と、シングル曲を発売順に歌った1部と、新旧曲を織り交ぜた2部で構成。最新シングル「月光ショータイム」では、サビ部分に合わせ、700人が手を回転させながらジャンプする熱狂ぶり。ボーカルの義彦の「もっと声上げようぜ!」の声に客らは拳をあげて声援を送っていた。

◆heidi.画像

1部と2部の合間には、「プレミアムショータイム」と題し、映像や写真をステージ背後で放映。デビュー当時の写真には、驚きの声や笑いが起こり和やかなムードに。2008年5月4日に東京・味の素スタジアムで開かれた<hide memorial summit>の本番直前を追った映像では、大舞台を前に緊張した4人の姿が映し出され、ファンらは緊張が伝わったかのように、息を飲みながらスクリーンを見つめていた。

ステージでは4人が出会い、最初に音を合わせた思い出の曲「街角慕情」、「今日はみんなのために歌を届けたい」と思いを込めた「儚花(はかなはな)」、タイトル未定の新曲など約3時間で30曲を熱唱。拍手が鳴りやまないダブルアンコールでは「ヤサシイウタ」をのびやかに歌い上げ、聴衆を魅了した。

6月4日にはバンドが初めてライブを行なった池袋サイバーで、6年目の第一歩を記した。熱気で白くなった会場ではデビューシングル「夕焼けと子供」など21曲を披露。終盤にはステージ上で、メンバーがビールを持ち寄り乾杯し、新たな門出を祝った。

ギターのナオは「2日間は良い意味でリセットし、気持ちを新たに初心を忘れずにと思っていた。5年は一つの節目。6年目もheidi.の持ち味を生かした活動をしたい」とコメント。義彦は「50曲以上歌えたことで自信が付いた。この勢いを壊さずに突っ走って行きたい」と意気込んだ。ドラムの桐は「heidi.の良さは曲と再確認した2日間だった。7月には初の海外公演もありますし、節目を盛り上げて行きたい」と笑顔を見せた。ベースのコースケは「みんなに感謝した大事な2日間だった。6月4日には、オレらが初めて立った池袋サイバーでライブができて、また新しい出発。6年目を迎える来年は、もっと大きな場所、日本武道館でライブをしたい」と飛躍を誓った。

バンドは7月1日~3日に米アナハイム・コンベンションセンターで行なわれるアニメや漫画、音楽を融合させたイベント「AM2(エーエムスクエアード)に出演が決定している。

取材・文:西村綾乃
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