ドクター・ドレーの息子カーティス・ヤング、日本デビュー

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カーティス・ヤングが日本デビューを果たす。6月15日よりレコチョクにて着うた(R)が配信となる。

カーティス・ヤングはドクター・ドレーの息子だ。1980年12月16日生まれの彼は、12歳になるまで父の名を知らずに育ったという。父の名はAndre Romel Young、つまりDr.Dreである。カーティスは「21歳のとき初めて父親に会ったとき、初めて自分の人生が完成したような気がした」と語っている。Dr.Dre の長男としてこの世に生を受けたカーティスもまた、父の背中を追うように音楽の世界を志すようになったのは当然のことだったのであろう。

自身のレーベルYoungEntertainmentを設立し、現在は自身の1st Albu『Product Of My DNA(仮)』を制作しており、2011年夏にリリースを予定している。

そんな彼に日本での活動をスタートさせる転機となったのは、2010年12月に来日した際のDJ YUTAKA との出会いだった。ロサンゼルスに長期滞在したDJ YUTAKAにとって、これまでDr.Dre の曲を何度もプレイしてきただけにカーティスとの出会いは運命そのものを感じたようだ。DJ YUTAKAは2つのビートをカーティスに提供した。「Arigato」「Hey DJ」という世代と国境を越えたコラボレーション楽曲の完成となったが、「Arigato」というテーマと言葉選びはカーティス・ヤングから出てきたものだとか。

「俺は特にテーマを指定したりしていない。奴は日本に対してのリスペクトを自分からあえて日本語でありがとうってリリックにしたんだと思うよ」──DJ YUTAKA

新たな出会いはもうひとつ生まれている。偶然スタジオで出会ったBIGZAMだ。BIGZAMは、NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDの最年少メンバーであり、メンバーの中でも特に重量感のあるラップが印象的なラッパーだが、2005年にはDr.Dre の異父兄弟であるWARREN-Gがプロデューサーとして参加した「THE BIGGEST」をリリースしている。2011年3月にはBIGZAM/Tokyo Headz feat.DABO, MICHO&JIROをリリースしたばかりでもある。Dr.Dreの息子であるカーティス、そしてカーティスの叔父にあたるWARREN-Gをプロデューサーに迎えた作品を持つBIGZAM。そんな縁を持つ2人に、DJ YUTAKAは「ありがとうって曲ができたからさ、一緒にやったら?」と提案し、そこからもう1曲、Curtis Young feat.BIGZAM / Arigato というコラボ作品が誕生することになった。

この2タイトルは、現在制作中の日本限定リリースのミニアルバムに収録されることになるが、CDに先駆け着うた(R)にて「Curtis Young feat.BIGZAM"Arigato」とCurtis Young「Arigato / HEY DJ」が6月15日に同時リリースとなる。是非チェックを。

◆BARKS洋楽チャンネル
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