2ndにして新たな領域に踏み込んだ、7!!に胸の内を聞く

ポスト

T.M.Revolution

New Single 「FLAGS」 2011.6.22 Release

INTERVIEW

紅白歌合戦を目指したい。沖縄を代表する、国民的なバンドになりたいです。(MICHIRU)

――そうだね。演奏的にもそんな葛藤が伺えたりするよね。アウトロのドラム・フレーズとか個人的にすごく好きだった。

MAIKO:ブレイクしたりするとこですよね! MAIKOもあそこ好きです!

――個々の音がすごく立った音色でもあると感じたし。

KEITA:ありがとうございます。嬉しいです! ずっと弾きっぱなしだとNANAEの歌が埋もれちゃうかなと思ったんで、少し隙間を作ったんです。そこも個々の音が立って聞こえるとこに繋がったのかなと思いますね。

MICHIRU:もともとの曲を作ったとき、歪ませたギターを立たせたいなと思ったのでサウンドにはこだわりましたからね。

――バスドラの音も抜けてて気持ちよかった。

MAIKO:嬉しいです! MAIKOのお気に入りはサビの入りです!

NANAE:ライヴではすごく緊張する部分みたいですよ、そこ(笑)。もう既にライヴでもやってるんですけど、そこでもすごく盛り上がるんです。そんな反応も嬉しいんです。

――カップリングの「プリミティヴ・パワー」も『NARUTO-ナルト-少年篇』のオープニング・テーマなんだよね?

MAIKO:はい。この『NARUTO-ナルト-少年篇』は再放送なんですが、新たにオープニング・テーマだけ差し替えて使われているんです。「プリミティヴ・パワー」の方は特に手直しせず、作った当時そのままを使ってもらってます。

KEITA:アレンジは少し変わりましたけど、当時のままですね。この曲はザ・MAIKOな1曲と言ってもいいです。

NANAE:曲もポップでキラキラしていて歌詞も素直なので、歌うときもすごく素直な気持ちで歌えました。

MICHIRU:広い平野を思いっきり駆け抜けるイメージの曲なので、ギターもそんな感じをイメージして弾きました。弾いてて楽しい1曲です。

KEITA:何気にリズム隊が重要な曲でもあって。タイトに仕上げるために、MAIKOとかなり頑張りましたね。

MAIKO:頑張ったよね~。

――あのタイトさがあるからこそ、ギターと歌が伸び伸びと遊べた部分はあるよね。

NANAE:本当にそう思いますね。そんな7!!ならではのバンド感を楽しんでもらえたら嬉しいです! 『NARUTO~』は日本だけじゃなく世界的に人気のアニメだから、世界中からメッセージが届くんですよ。いろんな国の言葉でメッセージが届くのがすごく嬉しいんです。

MAIKO:KEITAはメキシコとのハーフなんでスペイン語が解るので、スペインからのメールだけは解読してもらってます(笑)。

――すごい! スペイン語話せるの!?

KEITA:あ、はい一応(笑)。母親がスペイン語で話すので家ではスペイン語なんです。

NANAE:お母さんと電話で話してるときはスペイン語なんですよ。なんかすごいですよ、バイリンガルで(笑)。

――ちょっとスペイン語でメッセージ言ってみて!

一同:聞きたい! 言ってみて!

KEITA:え!? なんか改まるとめちゃめちゃ恥ずかしいんですけど…。「Lovers」es una musica divertida por que es ROCK! los invito a ercucharla. Gracias! “「ラヴァーズ」はロックで楽しい曲です。ぜひみなさん聴いて下さい! グラシアス(ありがとう)!”

――どうもありがとう(笑)! ところで、今回は両曲ともMAIKOちゃんの歌詞だけど、男子チームも歌詞を書くでしょ? 素晴しく女の子の気持ちを代弁してる歌詞だと思うんだけど、どこからそういう女心を?

MICHIRU:いやぁ(笑)、きっと逆に男だから書ける歌詞なんだと思うんですよ。妄想というか理想というか(笑)。可愛いと思う女子像というか。“こんな子いたらいいな”みたいな理想がそのまま歌詞になってる感じといいますか。

KEITA:確実に理想と妄想だと思いますね(笑)。男の俺から見ても、こういう子いたらいいなって理想に思いますからね。けど、その理想の女の子になりすまして書いてるのがMICHIRUだと思った瞬間に我に帰るというか、若干気マズイですね(笑)。

――あははは。なるほど。女子の書く歌詞の方が現実味があるってことだね(笑)。でも、そう思うと女子は女子の書く歌詞に共感して、男子は男子の書く歌詞に大きく頷くっていう感じなのかもね。

MAIKO:ということは、男女問わず感情移入できるってことですよね!

――そういうことになるよね。女子は男子がどういう女の子を理想としているのかっていう勉強にもなるしね。

NANAE:そうですね。男子チームの歌詞を読んで、男子が求める理想の女子の在り方を学びたいと思います。

MICHIRU:ホントだよ!

KEITA:とまぁ、そんな7!!です(笑)。

――では最後に読者の皆さんにメッセージを。

MAIKO:「ラヴァーズ」は私にとって大切な人であるNANAEのことを思って書いた歌詞だったんですが、そこに込めた大きなテーマは、大切な人を守りたいっていう想いなので、聴いてくれた人が友達や恋人、家族、それぞれが自分にとって大切な人を思って聴いてくれたら嬉しいなと思います。

NANAE:“大切な人を守りたい”っていう歌詞を噛み締めながら聴いてほしいし、この曲で、まだ見ぬ7!!の奥深さを知ってもらえたら嬉しいです。まだまだメジャー・デビューしたてでシングル2枚目ですが、ポップなだけじゃない7!!もまだまだあるぞっていうとこを、興味持ってもらえたら嬉しいです!

――そうだね。じゃぁ、前回は女子チームに今後の目標を聞いたので、男子チームにも今後の目標を聞いてみようと思います。

KEITA:目標は大きく! ってことで、3年以内に沖縄で1番大きな会場でもあるコンベンションセンターでライヴしてみたいですね。

MICHIRU:やはり目標は大きく! ということで(笑)、僕は紅白歌合戦を目指したいですね。沖縄を代表する先輩バンドも多くいるので、7!!もそういう国民的なバンドになりたいです。

この記事をポスト

この記事の関連情報