ビンテージから最新モデルまで<東京ギターショー2011>レポート 後編

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ギターと音楽を愛する人のための祭典<TOKYO GUITAR SHOW(東京ギターショー)>が、6月25日、26日に東京江東区のTFTホールで開催された。そのレポートの後編だ。

■BOSS & FENDERプレイゾーン会場

アーティストによる実機のデモンストレーションを見たあと、すぐにその実力が試せる展示となっているのがBOSS & FENDERプレイゾーン会場。ギターの音づくりのポイントなども細かく解説される充実の内容。BOSS、Fenderのギター、アンプ、エフェクター、MTRなどがずらりと並ぶ様は圧巻。


▲BOSS、Fenderのアンプが並ぶ試奏スペース。ヘッドフォンでもくもくと弾く来場者があとをたたない静かに燃える一角。

▲BOSSのコンパクトやアンプ、ギターシンセGR-55、MTRのMicro BR BR-80などのデモンストレーションが行われたステージ。


▲BOSSのコンパクトエフェクターがここまで揃うのはイベントならでは。ME-70をはじめとしたフロアタイプのマルチやギターシンセGR-55などもスタンバイ。


▲BOSSのギターアンプも各種用意。電池で動くショルダーシンセAX-Synth、Lucinaは同じく電池駆動可能なアンプとセッティング。ギタリスト御用達のMTR、BRシリーズも用意。


▲発売されたばかりのBOSSのコンパクトなMTR、MICRO BR BR-80。アンプモデリング、エフェクター、さらにステレオマイクやeBand相当のレッスン機能も装備。

▲FenderのMUSTANG Iは小型・低価格かつ多機能なモデリングアンプ。ビンテージからメタルサウンドまで代表的なアンプと各種エフェクトも搭載。


▲Fenderのアンプ、ギターがずらりと並ぶ。プレイゾーンというだけあってギターはいずれも試奏可能。「アンプシミュレーター」「マルチエフェクター」「オーディオインタフェース」を備えたギターアンプFender G-DEC 3も注目。付属ソフトでPCによるコントロールが可能。

■アコースティックギターゾーン

エレキギター中心の展示即売会場と比べると面積こそ小さいものの熱心に試奏する人が絶えなかったのがアコースティックギターゾーン。楽器店ではあまり見られないユニークなモデルなども多数展示されていたのが印象的。


▲アコギゾーンで最も大きな面積を占めたTaylorのブース。試奏者多数、アコースティックギターのブレーシングなど中身が見られる興味深い展示も。

▲Voyage-Air Guitarは、弦を外さずネックが折りたためる画期的なギター(エレキ&アコースティック)を中心に展示。


▲クロサワ楽器店G-CLUBは、忌野清志郎使用モデルのSJ-200などGibsonのアコースティックギターを。Martinのアコースティックギターも。

▲Lag Guitarsは、2つのネックを持ち裏表で別の音色が出せる変わり種ギターやハローキティのウクレレなどを展示。


▲FENDER ACOUSTICのブースには新しく生まれ変わったFender Acoustic Classic Design Seriesなどが登場。

▲GUILDのブースには、GUILD Standard SeriesにCutawayを施したD-TAR Wave-Lengthピックアップシステムを搭載した新モデルなどを展示。


▲アコースティックゾーン奥のミニステージでもトークショーやライブを開催。26日には鈴木茂が登場、サウンドメイクについて実演を交えて語った。

■これはスグレもの!気になる逸品

ここでは取材班が気になったユニークな製品をピックアップ。


▲Voyage-Air Guitarはアメリカで話題の折りたたみギターを発見。トラベルギターといえどもフルサイズ。スムーズで強固なヒンジと弦が落ちないナットにより工具なしでセットアップ可能。同様の構造のエレキギターもラインナップ。いずれも専用ケースが付属。


▲コルグ・KIDのブースに展示されていたユニークなロック機構を持ったUltimate Supportのスタンド。ギターを置くとしっかりロックしてくれる。


▲Lag Guitarsは、2台のギターを1台にくっつけたような発売前のモデルを展示。単なるダブルネックとは異なり、ひっくり返して裏表で異なるサウンドが出せるというリバーシブル・モデルだ。ピックアップやジャックも2台分用意しており、2つのサウンドをミキサーで個別に調整できるのもポイント。

◆ビンテージから最新モデルまで<東京ギターショー2011>レポート 前編
◆TOKYO GUITAR SHOW 2011
◆ローランド チャンネル
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