少女-ロリヰタ-23区が初の主催ライヴツアー<THE LIVE 4>開催

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少女-ロリヰタ-23区が初めて主催するライヴツアー<少女-ロリヰタ-23区 presents 「THE LIVE 4」>の東京公演が、7月11日にShibuya O-EASTにて開催された。

◆少女-ロリヰタ-23区 画像@<少女-ロリヰタ-23区 presents 「THE LIVE 4」>

タイトルが示すとおり、4度目の開催となる<THE LIVE>シリーズ。<THE LIVE 3>までは東京単独公演だったものの、今回からはその規模を広げ、東名阪3公演へと拡大。言うまでもなく、主催ライヴの規模拡大というのは、バンドにとって1つのステータスであり、同時にファンを熱くさせる要素の1つでもある。

メンバー、ファンの熱い思いが込められた今回のライヴツアーは、当初、3月に開催を予定していた。しかし、そんな高まるモチベーションにストップをかけたのが、あの3月11日に発生した東日本大震災。公演は、そのすべてが延期を余儀なくされた。

震災を受けて、誰もが自分にできることを探す中、それは少女-ロリヰタ-23区も同じだった。「『今、自分たちの音楽で何ができるのか』を問い直した。」とメンバーは言う。事実、少女-ロリヰタ-23区は、音楽の力を信じ、5月のワンマンライヴを予定通り実施。完成間際の新曲の歌詞を書き直して、シングル「I'z」もリリースした(収録曲「永久少年」がその楽曲に該当する)。

そして<THE LIVE 4>は中止ではなく、あくまで延期。初の主催ツアーとなる少女-ロリヰタ-23区はもちろん、他の出演バンドもライヴツアーを中止にしたくない気持ちは一緒だった。

7月に再度仕切りなおして行なわれた<THE LIVE 4>。延期はされたものの、出演バンドはほぼ変更なし。そこには、少女-ロリヰタ-23区の初主催ツアーを成功させたいとするバンド仲間の熱い絆のようなものもあったことだろう。もちろん、公演に駆けつけたオーディエンスも、気持ちは同じ。<THE LIVE 4>は、大阪、名古屋ともに、そんな一体感に包まれたライヴとなった。

そして11日の最終公演。平日にも関わらず、ロリヰタの登場とともにO-EASTはビジュアル系ディスコに豹変する。気が付けば、誰もがこのバンド独特の縦ノリを体で刻んでいく。BANとリョヲ丞の疾走感あるビートの上を無尽に飛び交う龍兎とユ≠キの歪んだギター。そして総史のヴォーカルが伸びやかに、情熱的に空間を震わせる。その光景は、水面に落とした少女-ロリヰタ-23区という名の雫が、幾重にも波紋を描きながらオーディエンスへと伝わっていくかのようですらあった。

そして気づけば、フロアは熱気に包まれ、そこには綺麗な華が咲いていたのだ。

【<THE LIVE 4> 公演日程】
2011年07月06日@名古屋ElectricLadyLand
出演:少女-ロリヰタ-23区/AYABIE/アンド/Lc5/DOGinTheパラレルワールドオーケストラ
2011年07月07日@梅田AKASO
出演:少女-ロリヰタ-23区/AYABIE/アンド/Lc5/DOGinTheパラレルワールドオーケストラ/LANDZ(O.A)
2011年07月11日@渋谷O-EAST
出演:少女-ロリヰタ-23区/AYABIE/アンド/Lc5/DOGinTheパラレルワールドオーケストラ/サウイフモノ/LANDZ(O.A)

【少女-ロリヰタ-23区 ワンマンライヴ 情報】
-NEO TOKYO EMPIRE-
2011年09月23日@赤坂BLITZ
開場 17:00 / 開演 18:00
チケット一般発売:07月23日~
前売:3,800円
当日:4,300円

photo by EMILY

◆少女-ロリヰタ-23区 オフィシャルサイト
◆BARKS ヴィジュアル系 チャンネル
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