「WORLD SONIC NEWS VOL.16」コーディー・シンプソン「14歳の美しきシンデレラ・ボーイ」

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今回は、全米で大人気の美少年シンガー、コーディー・シンプソンをフィーチャーします。女性にとっては“母性本能”をくすぐる可愛さですよ。

◆コーディー・シンプソン画像

オーストラリアのゴールド・コーストで育ったコーディーは、お父さんの影響でギターを弾きはじめ、曲作りにもチャレンジ。人生初めての作詞作曲は、なんと8歳のときだったそうです。その後も両親の薦めで歌とギターの練習を続け、12歳のとき尊敬するジャスティン・ティンバーレイクやジェイソン・ムラーズなどの曲をカヴァーした動画をYOU TUBEにアップ。たまたま、その動画をジェイZなどを手がけるプロデューサー:ショーン・キャンベルが見て、彼の仲介で2010年4月にアトランティック・レコーズと契約を果たした、まさにシンデレラ・ボーイ。

そして、リリースしたデビュー・シングル「アイヤイヤイ」が大ヒット、2011年大ブレイクが期待されている、まだ14歳の美少年シンガーです。

それではコーディーのインタビューをお届けしましょう。

デビューのきっかけになったYOU TUBEの動画は、デビューするための作戦だったのか、それともただの趣味だったのか、気になりますね。そのことについて、こんな風に話しています。

「正直言うと、これが仕事になるなんて思ってなかったんだ。ただ楽しくてやっていただけ。プロのシンガーになるという期待はなかったんだよ。僕の夢ではあったんだけど、オーストラリアの外に出ることや、僕に実現できる夢だとは思ってなかった。こうなることを考えずにYouTubeに曲をのせ始めたんだ。そうしたら、実現しちゃった」──コーディー・シンプソン

その後、プロデューサーのショーン・キャンベルから連絡が来て、レコード会社と契約するわけですが、その辺の経緯を話してもらいました。

「ショーンはジャスティン・ティンバーレイクがピアノで歌っている曲を聴こうとしていて、多分その曲の演奏を覚えたかったからだと思うんだけど、YouTubeでそれを探していたら、たまたま僕が歌っている動画を見つけたんだよ。別に僕を発掘しようとかいう気もなく、それをクリックして見て、次々に別の動画を見たんだ。その後、僕のmyspaceのページに連絡をくれたんだ。僕は“この人誰だろう?”って感じで、男の人が僕に連絡してきたから、僕の両親は怖がっちゃってさ、“この人、どういうつもりなんだろう?”ってね。でも僕達は、特に何も考えないで、彼に電話をしてみたんだ。そうしたら、彼の方から電話やスカイプで何度も連絡をくれて、彼が誰なのか教えてくれて、僕達もグーグルで彼のことを調べて、彼が本物だって分かったんだ。彼は本当に賭けに出て、僕達をNYに呼び寄せてくれて、彼の家の地下室のスタジオで、僕達はレコーディングを始めたんだ。そうしたらすごくいい曲が出来た。他の人達よりも速いスピードでスタジオに入ってレコーディングしたと思う。それから、ショーンが僕をアトランティックや他の色々なレーベルに連れて行ってくれたんだ。アトランティックはすごくいいレーベルだって感じたし、僕にいいものを提供してくれると思った。それで契約したんだ。それ以来、すごく順調だよ」──コーディー

まさにアメリカン・ドリーム。14歳で夢をかなえる秘訣は何でしょうか?

「とにかく自分を信じて、いつも家族といい人達に周りにいてもらうことじゃないかな。自分を信じて、一生懸命やることだよ」──コーディー

メディアでは“ネクスト・ジャスティン・ビーバー”というような紹介もされていますが、その点、本人はどう思っているのか、聞いてみました。

「皆がジャスティンと僕を比べる理由は分かるよ。ジャスティンは本当に才能があるし、大成功しているよね。彼とは何回か会っていて、本当にいい人なんだ。すごくナイスで、それに僕の活動をすごく応援してくれている。最高だよ。僕の方が後からこの業界に入って、年もちょっと下だけど、共通点はあると思う。でも、僕はオーストラリア出身だし、アーバンっぽさは彼ほどないよ。ビーチ出身でギターをプレイしているし。僕たちには違いもあるよね。だけど、彼と比べられるのは本当に光栄だよ。さっきも言ったように、彼は本当に才能があって、成功しているからね。だから比べられてクールだと思う」──コーディー

オフの日のコーディーはサーフィンをしたり、友達と映画に行ったり。また、スニーカーや時計集めが趣味の、普通の男の子なんです。そんな彼にズバリ、好きな女の子のタイプを聞いちゃいました。

「リラックスした性格の子が好きだよ。色々なことにあまりシリアスにならないで、楽しい時間を過せる子。笑って楽しむことができる女の子がいいな」──コーディー

では最後にみなさんにメッセージです。

「応援してくれて、本当にありがとう!近いうちに日本に行って、みなさんに会って、みなさんのためにパフォーマンスできると思っています。近々会おうね!コーディー・シンプソンだよ」──コーディー

現在、コーディーはこの秋リリースするデビュー・アルバムのレコーディングの真っ最中。自分で作った曲や、ソングライターとの共作曲など、12曲収録されることになっています。みなさま、乞うご期待!


text by kenji kurihara:UNITED PROJECTS

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