YOSHIKI、「ブラッド・レッド・ドラゴン」でアニメ・キャラ化

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米国現地時間7月21日(木)、米国のアニメコンベンション<コミコン・インターナショナル>にて、YOSHIKI本人が題材となっているアメリカンコミック「ブラッド・レッド・ドラゴン/Blood Red Dragon」の披露記者会見が開かれた。

◆「ブラッド・レッド・ドラゴン/Blood Red Dragon」の披露記者会見画像

会見はサンディエゴ・コミコンにて、映画トワイライトの会見後すぐに行なわれ、YOSHIKI、スタン・リー(マーベルコミック:スパイダーマン、X-MEN、ハルク、アイアンマン等の生みの親)、クリエイターのトッド・マクファーレン(バットマン、アメイジング・スパイダーマン等のイラストを手掛けた)も同席。米国を中心に世界中から記者300人と数百人の映画関係者、約2000人の観衆の中で大盛況のもとで開催となった。

「ブラッド・レッド・ドラゴン」はYOSHIKIが主人公のストーリーだ。実世界と同様ストーリに出てくる主人公のYOSHIKIもロックスターとして活躍するアーティストだが、自らピアノで、ある音符を鳴らすとスーパーヒーローに変身し、闇の力を打ち負かしていくという。当初ドラゴンに変身するとのアナウンスであったが、タイトルからして、その線は変わらずか?

既に映画化の話も複数オファーが来ているとのことで、YOSHIKIは『打倒バットマン!』とこの作品に関する意気込みを語ってくれた。今回の披露記者会見では、YOSHIKI作曲のミュージック・チップが挿入された予告版コミックが全員に配布され、その斬新なアイディアも関係者を賑わせていた話題のひとつだった。

今回の記者会見に関しては、7月17日の突然の悲報となったTAIJIの急逝報道を受け、会見への出席が危ぶまれていたところだったが、「Show Must Go On!/(何が起ころうとも)ショーを続けなければならない!」とYOSHIKIは語り、無事の開催となった。あまりの突然の悲報だっただけにYOSHIKIのショックは未だ癒えていないが、スタッフによると努めて元気に振舞う姿があったという。

ヒーローに変身するときのメロディーは、やはりYOSHIKIによるメロディなのだろうか。ヒーローの名はイラストからするともしかして佳樹なのか…、興味は尽きないが、更なる新たなアナウンスを待つことにしよう。

STAN LEE(スタン・リー)とは
パウ!エンタテインメント(POW! Entertainment)の創始者。現在同社のCOO、会長も務める傍ら米国最大手のアメコミ出版社マーベル・エンタプライズの名誉会長でもある。1977年に新聞の連載漫画として同時配給された『スパイダーマン』は初登場以来、空前の大ヒットとなり世界で500紙以上に掲載された。以来マーベル・コミック(Marvel Comics)が世に送り出してきた代表作のキャラクターを発案した人物として世界的に名を広める。代表作に『スパイダーマン』『Xメン』『アイアンマン』『ファンタステック・フォー』『ハルク』などがある。前述のパウ!エンタテインメントは、リーが制作する作品の制作会社。リーの作品は今までに世界75カ国、25カ国語で発売され、合計20億冊が出版されている。彼が生み出してきたキャラクターは数々の大ヒット映画とテレビシリーズになっている。

TODD McFARLENE(トッド・マクファーレン)とは
アカデミー賞、エミー賞受賞経歴を持つプロデューサー、ディレクター、漫画家、おもちゃデザイナー。1980年代のマーベル・コミックが出版したスパイダーマン・フランチャイズの作品で一躍アメコミ界のスーパースターとなる。1992年、自身のコミックシリーズ『スポーン』(SPAWN)を発表。作品の主人公は1990年代を代表する大人気のヒーローとなり、実に170万冊を売り上げるというインディコミックとしては前代未聞の功績を収めた。テレビシリーズ化された大ヒットシリーズはHBOで放映され、エミー賞を受賞。ニューラインシネマが制作したアクション映画は1億ドルの業績をあげ大成功となり、おもちゃ会社『マクファーレン・トイズ』(MrFarlane Toys)を立ち上げる。現在アメリカを代表するアクションフィギュアメーカーにと成長し、ヘイロー:リーチ(HALO:Reach)、NFL、NBA、MLB、NHLの公式フィギュアを製作するメーカーでもある。その他ビデオゲーム、映画、テレビ番組、音楽のプロデュースなども行なっている。

◆Blood Red Dragonオフィシャルサイト
◆X JAPANオフィシャルサイト
◆YOSHIKIオフィシャルtwitter
◆Yoshiki Foundation Americaオフィシャルサイト
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