ビージー・アデール、ジャズ・アルバム・チャート初登場1位

ツイート
7月13日に発売されたビージー・アデールのアルバム『マイ・ピアノ・メモリー』がジャズ・アルバム・チャートの1位に初登場した。2011/7/11~17のサウンドスキャンの週間JAZZアルバムヒットチャート200での記録で、2010年の日本デビュー以来、4作品が連続して1位を獲得する快挙となった。

収録曲の「上を向いて歩こう」に関し、ビージー・アデールは以下のように語っている。「“スキヤキ”は随分昔の楽曲よね。アメリカで知られている“スキヤキ”は私が今回アルバムのために演奏したものよりもっとテンポが早かったの。大ヒット曲だったけれど、歌詞の内容は知らなかった。だから今回この楽曲を演奏するに当たって少しリサーチをしてみたの。この歌が日本ではどんな意味を持つかも知った。そして、アメリカで知られている“スキヤキ”とは少し違うスタイルで演奏することにしたんです」

また、日本での成功に伴い2010年に2度の来日公演を行なった彼女は日本に特別な思いをはせる。「私が日本を訪れたのは東日本大震災の前でしたが、そのときでさえ日本の人々は大変仕事熱心で、物事を成し遂げる気合を感じさせました。大地震と津波が来たと聞いて、自分が関わった出来るだけ多くの人たちと連絡をとり、彼らの安否を確認しましたが、全員がまさに“上を向いて歩こう”の歌詞のように前向きな姿勢で希望をもっていたんです。日本の人たちは最悪の事態のときにどう行動するべきか世界にを見せてくれたのです。日本の方々を大変誇りに思います」

『マイ・ピアノ・メモリー』
TOCP-71105
1.ムーン・リヴァー(『ティファニーで朝食を』)
2.アンチェインド・メロディ(『ゴースト ニューヨークの幻』)
3.オーヴァー・ザ・レインボウ(『オズの魔法使い』)
4.ウォッチ・ホワット・ハプンズ(「シェルブールの雨傘」)
5.フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ(トニー・ベネット、スティービー・ワンダー)
6.イパネマの娘(アントニオ・カルロス・ジョビンによる代表曲)
7.ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ(1960 シレルズ/キャロル/キング)
8.アイ・セイ・ア・リトル・プレイヤー(バート・バカラック)
9.イフ・エヴァー・アイ・ウッド・リーヴ・ユー
10.アップ・オン・ザ・ルーフ(キャロル・キング)
11.オン・ア・クリア・デイ(『晴れた日に永遠が見える』)
12.フー・キャン・アイ・ターン・トゥ(トニー・ベネット)
13.ピープル(『ファニー・ガール』)
14.ラスト・ダンスは私に(ドリフターズ)
15.この素晴らしき世界(ルイ・アームストロングの代表曲)
16.ワンス・アポン・ア・タイム(『オール・アメリカン』)
17.Summertime / サマータイム (『ポーギーとベス』)
18.Sukiyaki / 上を向いて歩こう (坂本九)
※( )はオリジナル・アーティストあるいは使用された映画、ミュージカルのタイトル
◆ビージー・アデール・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス