4年に1度の“ドリカム・ワンダーランド”吉田美和の故郷・北海道から開幕

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DREAMS COME TRUEが1991年からスタートした4年に1度のグレイテスト・ヒッツ・ライヴ<史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2011>(以下、ワンダーランド)。その6回目の開催となるワンダーランドが7月24日(日)、吉田美和の故郷である北海道・札幌ドームで華々しく開幕した。

今回のワンダーランドは、この北海道、九州、東海、西日本、東日本と全国をブロックで分け、6都市11公演(ドリカムの夕べIN沖縄含む)、40万人を動員予定。初日の札幌ドーム4万3000枚のチケットは、一般発売後7分でソールド・アウトし、すでに全公演のチケットが完売しているという。ワンダーランドの絶大な人気を物語っている。

そうした今年の<ワンダーランド 2011>のテーマは、「すべての愛 引き受けました。」。ワンダーランドで披露されるナンバーは、オフィシャル・ホームページで募ったファンからのリクエスト投票を基に構成=ファンの想い入れをDREAMS COME TRUE(以下、ドリカム)が正面から受け取る形で決定。ドリカムとファンとの間にある、最も大切な“愛情のカタチ”を、今年はいっそう広く深く日本全国に行き渡らせようと掲げたテーマだ。

その取り組みの一つとして、「地域への愛」を引き受け「地域力宣言2011」とコラボレーションした名産品を販売するブースを展開している。他にも、東日本大震災復興支援のため、東北の特産品を詰め合わせた“福興袋”を販売するブースも登場。初日の札幌ドームでは、午前10時のオープン直後から長蛇の列ができ、北海道の名産グルメを楽しむ姿が見られた。

もちろん、ステージ上でも地域からのたくさんの愛を引き受ける。まずはブラスバンドへの愛。「LOVE SUPPLY BRASS BAND」と名付けられた各地域のブラスバンドとステージで共演する。初日の北海道でも、総勢約50名もの地元ブラスバンド「北海高等学校 吹奏楽局」と一緒に「生きてゆくのです♡」を披露。一人一人がキラキラと瞳を輝かせながら音楽への情熱を音に乗せ、ドリカム・サウンドと一体になったパワーは圧倒的だった。

その演奏が終わった直後、「北海高校野球部の甲子園出場が、たった今決定しました!!」と、中村正人からステージ上の「北海高等学校 吹奏楽局」に素敵なニュースが報告された。ちょうどブラスバンドの演奏中に、同校の野球部も快進撃を遂げていたのだ。すると吉田美和も「よかったね~っ! こんなことってあるんだね~!!」と声高らか。ニュースを聞いてステージ上で喜ぶブラスバンド部員の歓喜の姿に、会場からも温かな拍手が送られた。

さらにドリカムは、ブラスバンドへの愛だけでなくダンスへの愛も引き受ける。ライヴでおなじみのパフォーマーAKSが開催するオーディションを通過したダンサーたちは“黒ドリ!?”ダンサーとしてドリカムとステージで共演。性別、年齢はさまざまなメンバーながら、ピタリと息の合ったダンス・パフォーマンスでワンダーランドのステージを盛り上げる。巨大なステージセットが小さく見えるほどのステージングは見ごたえたっぷりだろう。

震災発生後、全国のラジオ局でもっともオンエアされた楽曲「何度でも」や、ファンから絶大な支持を得ているライヴ人気曲「うれしい!たのしい!大好き!」、ダイナミックで力強いメッセージソング「その先へ」と、次々と演奏される斬新なライヴ・アプローチに応える4万3000人のオーディエンスからの強大なエネルギーは、ライヴが進むにつれ、どんどん熱を増していった。

その他にも、サプライズ満載の演出でとにかく目が忙しい今年のワンダーランド。ステージ上での“ワクワク・ドキドキ”のパフォーマンスはもちろんのこと、ライヴ以外にも来場者全員にパンフレット「DWL MAGAZINE」がプレゼントされるなど、来場者を驚かせ、楽しませる仕掛けが「これでもか!!」と盛りだくさん。ワンダーランドが“史上最強の移動遊園地”であるゆえんをたっぷりと味わえるはずだ。

すべての愛を引き受けた「史上最強の移動遊園地」はこの後、9月24日に沖縄で開催される「ドリカムの夕べ」に続き、今秋、アメリカに渡る。ドリカムは愛すべき歌たちと史上最高の愛をたくさん抱え、日本を、地球を元気にしていく。これからワンダーランドに参加される方は、事前にオフィシャル・サイトに登場している「DREAM CUBE」(http://www.dwl2011.jp/index2.html)へ“あなたの愛”を投稿して出発してほしい。

◆「DREAM CUBE」
◆DREAMS COME TRUEオフィシャルサイト「DCTgarden」
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