ミッティ・コリア、感動のゴスペル・アルバムが登場

ポスト
ミッティ・コリアの心打つゴスペル・アルバムがリリースされた。震災後の日本へ送る全身全霊のメッセージが胸を打つ『アイ・オウ・イット・オール・トゥ・ザ・ワード』だ。

◆『I Owe It All To The Word』ダイジェスト映像

1960年代の音楽界で数々のヒット曲を放ち活躍、1970年代からはゴスペルへ転向、パスター(牧師)となりシカゴの教会で地域のために活動を続けていたミッティ・コリア。その歌声は多くの音楽ファンの間で伝説となっていたが、2010年1月に奇跡の初来日公演が実現。その圧倒的な歌声、ゴスペル音楽の躍動と深さは多くの日本の観客に感動を与え、古くからのソウル、ゴスペル音楽ファンだけでなく、日本でも数多いゴスペル・コーラスを歌う女性層の間でも大きな反響を呼んだものだ。

今再び、この稀代のシンガーの真の魅力を伝えたいという、日本サイドから思いと共に、東日本大震災後の日本の現状に対しての福音メッセージを日本の人々に届けたいというミッティの強い意志が重なり実現したのが、7月20日に発表されたゴスペル・アルバム『アイ・オウ・イット・オール・トゥ・ザ・ワード』の誕生だ。


本作にはDVDも付いており、地元の教会で実際に人々を勇気づけながら歌う姿が収録されている。ゴスペルという音楽がその信念によっていかに強く深く聞き手の心に訴えかけるものなのか、圧巻のミッティの歌が教えてくれる。日本でもおなじみの「アメイジング・グレイス」も聴き応えたっぷりだ。本作品に込められた日本への強い想いは、信仰を超えてこの現実を生きる我々に大きな勇気と希望をもたらしてくれるものだろう。

『アイ・オウ・イット・オール・トゥ・ザ・ワード』
2011年7月20日発売
PCD-18655/6 CD+DVD \2,940(税込)
※解説/歌詞/対訳
DVD:カラー/117分(本編94分+特典映像23分)、日本語字幕(ブックレットに英語聴取掲載)

◆BARKS洋楽チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報