-異種格闘技対談-Ring【round2】第18回/冠徹弥(THE冠)&ガラ(MERRY)【PHOTO】

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-異種格闘対談-Ring【round2】第18回

冠 徹弥(THE冠/Vo)/ ガラ(MERRY/Vo)/逹瑯(ムック/Vo)

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ガラ:ついつい細かいとこにこだわってしまうんだけど、後ろまでちゃんと見えて伝わらなければ意味がないからね。
冠:やりたいことだけやるっていうんじゃダメやからね。難しいよね、ほんまに。

――ムックの音源も聴いて頂きました?

冠:聴いた聴いた。めちゃめちゃカッコイイね。デジタルなんやけどめちゃめちゃヘヴィなバンド・サウンドやし。ほんまにカッコイイ。逹瑯さんの存在感あるヴォーカルも真似できない個性があるもんね。『カルマ』めっちゃいいアルバムやもんね。6曲目にいきなりインストが入るのもビックリやった。逹瑯さんの歌はもちろんなんやけど、「アイアムコンピュータ」の世界観もめちゃめちゃ好きやった。自分にはないものやからね。

ガラ:『カルマ』ってすごく不思議で、音源で聴いてる印象とライヴで見るのと全然違うんですよね。ライヴではすごく迫力あるけど、音源はすごくちゃんとじっくりと聴ける一枚でもあると思うし。

冠:そうだね。4つ打ちがズンズンくるよね。

ガラ:ですよね。ライヴになるとバンド・サウンドが全面に押し出されるっていうか。すごくライヴ感がある。そこがムックのすごいとこなんですよね。

――同期や打込みが多くても、そこを越えるバンド力がライヴでは感じられるからね。バンド・サウンドありきの4つ打ちというか。

ガラ:そう。本当にムックっていつも感心するんですよ。毎回すごいチャレンジしてて、それを必ず自分たちのモノにしてるから。

逹瑯:どっちかだよね、音楽やってると。一つのことをとことん突き詰めていくか、変化し続けるか。ウチの場合は、好奇心旺盛なヤツと飽き性なヤツが多いからそういうことになってるんだと思う。ウチのリーダーなんて好奇心旺盛な上に飽き性ですからね(笑)。俺もそうですけど、欲張りなんでしょうね。とにかくいろんなことを吸収して、いろんなことを消化していくのを楽しんでるというか。

冠:でも、“え!? こっちの方向行くの?”っていう抵抗があったことってないの?

逹瑯:14年やってきて、それは1度もないですね。毎回、カッコイイなって思えて、やりたい! って思いますからね。

冠:それってすごいね。本当にすごいと思う。

――そこはムックのすごさだと思いますね、本当に。毎回、“え!?”ってビックリしますけど、なんか、それを癖にさせられちゃうというとか、好きにさせられちゃうんですよ。そこはムックのバンド力だと思いますね。

冠:それってほんまにすごいですよね。

ガラ:本当にそこはすごいと思いますね。

逹瑯:ウチはメイン・コンポーザーでもあるリーダーのミヤ(G)が、そのときに影響を強く受けたモノがダイレクトに反映されるバンドでもありますからね。そこも面白いし、メンバーであるウチらも毎回必死ですから(笑)。

ガラ:そこもムックならではの個性だよね。すごいと思う。ウチらはメンバー全員でああでもないこうでもないって作っていく感じですからね。

冠:すごいな。みんな。見習わなアカンな。

逹瑯:いや、でも冠さんのライヴで、アンコールでビール飲みながらライヴしてたのはカッコイイと思いましたね、俺。

ガラ:あれは憧れだよね、ミュージシャンの。

冠:あれはたまたまファイナルのアンコールやったからね(笑)。もう後なんもないしええわ! 的な感じだけやで(笑)。そんな褒められるもんでも憧れられるもんでもないから(笑)。

逹瑯:今度やってみれば? いつも何飲んでるの?

ガラ:水。

逹瑯:昔飲んでなかったっけ?

ガラ:あぁ、昔ウイスキーの瓶の中にウーロン茶入れて、それを飲んでライヴやったことはあったね(笑)。そういう細かいところを突っ込んでメールしてくるんですよ、逹瑯って。

冠:あはははは。また突っ込みが?

ガラ:そう。入るんです。そういう細かい突っ込み入れるの、逹瑯の仕事なんで。

逹瑯:あははは。今度やってみたら? カシスオレンジとか。

ガラ:えっ!? そっち? 可愛い系?

冠:あはははは。お酒にもいろいろ種類があるからね。そこは細かいこだわりやね。

逹瑯:そうなんですよね。コネタじゃなくて、ちゃんと大きな会場でも解るようなことをすべきなんですよね、ウチらは。

ガラ:ついつい細かいとこにこだわってしまうんだけどね。それが後ろまでちゃんと見えて伝わらなければ意味がないからね。

冠:そうやんな。ほんまにそうやんな。やりたいことだけやるっていうんじゃダメやからね。難しいよね、ほんまに。

逹瑯:ところで! 冠さんの好きな女性のタイプってどんなんなんですか?

――ちなみに、冠さんの人生で初めて恋をしたアイドルは中森明菜さんらしいですよ。

ガラ:マジっすか! 俺も好きです! 曲もめちゃめちゃ好きですし。ちなみに僕の人生で初めて好きになったアイドルは浅香唯さんですね。

逹瑯:俺、広末涼子!

ガラ:あ! 俺ね、この前偶然タクシーをひろってる広末涼子見たよ!(←完全に素になってます)やっぱ違うね。女優オーラが出てた。その周りの空気まで違ったもん。羨ましいでしょ。ナマ広末だよ! 見ちゃったもんね。どうこれ? 羨ましくない?

冠:ちょっと自慢!? めちゃめちゃ素やん(笑)!

逹瑯:別にいいし。(←実はちょっと羨ましい)

ガラ:あははは。でも、いま好きなタイプ聞かれたら広末涼子って言ってんの。

逹瑯:ガラが広末涼子好きって言ってたのなんて聞いたことないし。

ガラ:だから、いまだってば。

冠:会ってもぉたら好きになってまうよな。解るわぁ~。

ガラ:ですよね。っていうか、普段逹瑯とはまったく好みが被りませんからね。

逹瑯:まったく被らないね。

ガラ:中森明菜はね、最初の頃がいいんすよ。後半の化粧がキツくなりだす前が最高なんですよね。

冠:そう! もうね、あのデビュー当時のポチャっとしたホッペが良かってん。

ガラ:解ります解ります!

逹瑯:俺、最近多部未華子ちゃんが好きなんですよね。昔『ヤスコとケンジ』っていうドラマがあったでしょ。あのドラマ広末涼子と多部未華子ちゃん両方出てたから、夢の配役でしたね。

冠:なるほどね。配役したん俺ちゃうか? みたいなね(笑)。俺はね、最近芦田愛菜ちゃんがめちゃ気になんねん。 めっちゃ可愛い! なに、あのちっちゃさであの色気! 可愛くてしょうがない。

逹瑯:解る! めっちゃ可愛いですよね。しかし、あの子はもはや大人の色気がありますよね。ちっちゃい子の可愛さもあるけど、大人の色気がある。

ガラ:たしかに可愛い。

逹瑯:あのぷっくりした唇が色っぽいんだと思う。

冠:あとね、腰つきとかね。マルモダンスのときのお尻の出し方とかめっちゃ色っぽいもん。

ガラ:でもね……子供の頃に可愛いっていうのは大人になると……って言いません? 俺、安達祐実とかあまりにも子供の頃から見てるから、大人になってもなんの色気も感じないというか、女性として見れないんですよね。

冠:あ、それも解るけどな。んでも、芦田愛菜ちゃんはあのままであってほしいというか、あのままやと思うなぁ~。希望やけど(笑)。

逹瑯:ナタリー・ポートマンみたいになるから大丈夫だよ、きっと。にしても、ホント芦田愛菜ちゃんは可愛い。

――す、すいませ~ん。30過ぎのオヤジが集まって気持ち悪い会話してるみたいなことになってるんでそのへんで……。

一同:(爆笑)

――ガラくんから逹瑯くんへ、事前にもらっておいた一言があるんですが。

逹瑯:なになに?

――「たまには人に相談とかしてみれば?」だそうです。

ガラ:逹瑯ってあんまり相談してこないですからね。

逹瑯:なんか、やっぱ客観的に見たいときとかは、意見を求めることはあるけど、相談はしないからね。相談しても結局答えを出すのは自分だから。

冠:強いね、逹瑯くん。

ガラ:冠さんは相談とかするんですか?

冠:あんまりしないけど、すごく昔に一度、音楽とその他の分野の活動の両立が自分的にしんどいなって思うことがあって、マキシマム ザ ホルモンのダイスケはんに相談したことがありましたね。でも、結局最後には大酒飲んで大酔っぱらいになって終わりましたけど(笑)。でも、それですごく救われたんです。だから相談して良かったなって思いましたね。答えは出ないし、やっぱり逹瑯さんが言うように答えを出すのは自分だけど、気持ちが楽になれたというか。

逹瑯:そうかもしれないですね。

ガラ:答えを出すのは自分ですからね。でも、一緒に飲んでくれる人がいるってすごく大事なことですよね。

冠:そう。友達は宝ですね。

ガラ:俺もあんまり人に相談するタイプじゃないんですけど、一緒に飲んでて楽しいなって思える時間があることには、いつもすごく感謝してますからね。

冠:ガラさんにとって、そのひとりが逹瑯さんってことやもんね。本当に今日一緒にゆっくり話させてもらってそれが解った気がする。いい関係性やなって。

逹瑯:そうですね。いいライバルであり、悪友ですね。

冠:ええな。ふたりで飲むとき誘ってぇ。

逹瑯ガラ:ぜひぜひ! 今度一緒に飲みましょう!

冠:モテる秘訣をもっとじっくり飲みながら教えてぇ(笑)。

逹瑯:あはははは。ぜひぜひ! 今日はありがとうございました。ガラもまたね。ホント、いいアルバムだったと思うから、アルバムのライヴ呼んでね。

ガラ:うん。ありがとう。


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