パール・ジャム、デビュー20周年記念映画公開&CD一挙発売

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デビュー20周年を記念したパール・ジャムの軌跡を綴るドキュメンタリー映画『パール・ジャム20』が、日本を含む全世界約1000スクリーン規模で同日公開となる。映画サントラ、初期3作品リマスター盤発売もあわせて決定、発表となった。

◆『パール・ジャム20』トレーラー映像

『パール・ジャム20』は、音楽ジャーナリストでアカデミー賞受賞監督でもあり、20年に渡りパール・ジャムと深い友好関係のあるキャメロン・クロウが監督して作り上げたドキュメンタリー映画だ。1200時間もの貴重な映像を編集し、インタビュー/ライヴ映像など未公開映像が満載となった作品で、デビュー以来積極的なメディア露出を避けてきたパール・ジャムの、ヴェールに包まれた成長と苦悩の軌跡を追っているドキュメンタリーである。

キャメロン・クロウ監督によると「過去からの最高の贈り物で、存在について耳にしたことがあるものの、今まで見たことの無いお宝映像やインタビュー」が満載という。ニール・ヤング、カート・コバーン(ニルヴァーナ)など、パール・ジャムと関係が深かった人たちとの貴重な映像が登場し、本作品を通して、我々観客が音楽史の重大シーンの目撃者となるものだ。

パール・ジャムのベーシスト、ジェフ・アメンによると本作品は「映画全体がキャメロンからのラブレター」であり、賛辞でもある一方で、辛かった過去の出来事も実直に描いている内容で、「俺たちの成長の苦悩と本当に嫌な時代も見せているからね」と、本作品がパール・ジャムという一つのバンドの今だかつて表に出てこなかった一面にも鋭く迫ったドラマティックな作品になっていることを語っている。

第36回トロント国際映画祭での9月10日のプレミア上映を経て、日本では9月20日(水)全世界同日上映を、東京、大阪、名古屋の全3都市(予定)で行なったのち、10月15日からTOHOシネマズ六本木ヒルズ他での1週間の限定公開が予定されている。

また、9月28日(水)には本作品のサウンドトラックがリリースされる。そこには詳細は未定ながらも過去20年間の膨大なライヴの中からセレクトした29曲のレア・ライブ音源が収録され、2枚組という大作になる予定。同時に初期名盤3作品のリマスター盤が紙ジャケ仕様で登場するのも要チェックだ。これらにも未発表デモ音源や別ヴァージョン、パール・ジャムと改名する前のムーキー・ブレイロック時代のセッションでエディー・ベダーが初めてこのメンバーとレコーディングした音源など、ファンには堪らないレア音源が追加収録されている。

『パール・ジャム20』
PEARL JAM TWENTY / 123分 / アメリカ / 2011年
監督・編集:キャメロン・クロウ(『あの頃、ペニー・レインと』『バニラ・スカイ』『エリザベスタウン』)
出演:パール・ジャム(エディー・ヴェダー、ジェフ・アメン、ストーン・ゴッサード・マイク・マクレディ、マット・キャメロン)、ニール・ヤング 他
監督:キャメロン・クロウ
9月20日(水)TOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、TOHOシネマズなんば(予定)
10月15日(土)~21日(金)TOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、TOHOシネマズなんば

2011年9月28日発売予定
『PEARL JAM TWENTY』(『パール・ジャム20』サウンドトラック)
『TEN』(1stアルバム/1991年作品)
『Vs.』(2ndアルバム/1993年作品)
『Vitalogy』(3rdアルバム/1994年作品)


◆パール・ジャム・オフィシャルサイト
◆『パール・ジャム20』オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
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