DMX、服役を終え、ニュー・アルバムの制作に明け暮れる

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7/19に7ヶ月の服役を終えて出所してから2週間、40歳のラッパーDMX(本名:EARL SIMMONS)は7作目となるニュー・アルバムの制作に連日ノンストップ状態で取り組んでいるそうだ。

12月までのリリースを視野に入れて制作しているこの新作について、DMXは「まるでデビュー・アルバムを作った時のような感覚に戻っている。ハングリー精神、エネルギーなど、あのころのハードな感覚を満喫している」と語り、久々のフル・アルバムの制作に全力で取り組んでいる様子だ。ちなみにアルバムのタイトルは、『REDEMPTION OF THE BEAST』と報じられている。

DMXは昨年11月、保護観察中の身でありながら条件を犯したとして逮捕されたが、このニュー・アルバムのレコーディング自体はその時点ですでに始まっていたのだという。アルバムにはSWIZZ BEATZ、DAME GREASE、CAVIARといったプロデューサーたちが参加してビートを提供してくれた一方、ライムに関してはDMX自身がほとんどすべてを手がけ、「何日も深夜までスタジオにこもって作業し、納得いくまで考えた」そうだ。

また、2006年にリリースした前作『YEAR OF THE DOG…AGAIN』を344,000枚売り上げたDMXは、今回のニュー・アルバムで「本来のヒップホップのあるべき姿を見せつけたい。今の流れは正しくないし、どうしようもないラッパーたちがあちこちにはびこっている。あまりに陳腐な作品が多いしな」と批判を口にしている。

さらにRICK ROSSのMAYBACH MUSIC GROUPと提携するというウワサについては、「そのうちわかるさ」とコメントし、自身の家庭生活を掘り下げるリアリティ・ショーがスタートするという話に関しては、「まだ交渉段階だが、俺の子供たち全員を登場させることになるだろうな。ニューヨークからカリフォルニアまで、俺には10人の子供がいるんだ。父親としての俺の別の顔を見せる番組になると思う」と語った。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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