劇団四季の『ライオンキング』2011年新録音盤、ボーナストラックにはカラオケ音源が

ポスト

13年目を迎え、国内通算上演回数は7500回、約750万人の観客動員を突破して、なおも連続ロングラン上演を続ける『ライオンキング』。同作品の劇団四季版サウンドトラックが「新録音盤」として9月28日にリリースされる。

◆サントラ『ライオンキング』ジャケット画像、劇団四季のプロモーション映像など

2011年新録音盤は、現在、舞台で活躍しているレコーディングキャストたちが、マイクの前で“歌唱”に集中して制作した渾身のスタジオ収録盤。収録曲は全19曲と、とても聞きごたえのある充実した内容となっている。1曲目に収録された、『ライオンキング』で最も印象的な楽曲のひとつ「サークル・オブ・ライフ」を耳にすれば、瞬時に動物たちの暮らすサバンナへと誘われること間違いなし。『ライオンキング』のファンはもちろん、ミュージカルが好きな人から、その名前くらいは知っている人に至るまで、多くの人がきっと満足できるだろう。

さらに通常盤には、「サークル・オブ・ライフ」「ハクナ・マタタ」のカラオケ音源2曲をボーナストラックとして収録。自らの歌声で、あの、遠くサバンナの大自然を彷彿とさせるサウンドをバックに、生まれたばかりのシンバを高々と抱き上げる。そんな気分に浸ることだってできるのだ、自宅で。

作品的なところにも触れておきたい。『ライオンキング』の音楽は、ポップス界の巨匠エルトン・ジョンとミュージカル界の重鎮ティム・ライスが作曲・作詞を担当(日本語台本・訳詞 浅利慶太)。舞台版では、南アフリカ出身のアーティストであるレボ・Mらの描き下ろしなど、映画版より新たに8曲が追加された。アフリカの言語のひとつ“ズールー語”を用いた力強い楽曲は、生命の連環の意味を謳う「サークル・オブ・ライフ」(1幕冒頭のナンバー)や、アフリカ民族の誇りを高らかに謳う「ワン・バイ・ワン」(2幕冒頭のナンバー)など、物語内において効果的に用いられている。

なお、このサントラには、通常盤のほか、劇団四季ウェブショップや劇団四季の劇場などで販売される限定盤が用意される(CD+DVD盤 / 9月14日リリース)。こちらには通常盤ボーナストラックのカラオケ音源こそ収録されていないものの、参加キャストによるレコーディング映像を初収録。さらにキャストインタビュー、『ライオンキング』の舞台裏映像など35分にわたる特典DVDや、舞台やレコーディング風景写真満載のブックレットなどが同梱される。現在、劇団四季ウェブショップ先行予約を受付中で、予約特典として「カードサイズ・カレンダー」がプレゼントされる。

ちなみに、ミュージカル『ライオンキング』は、現在、東京と札幌で好評公演中だ。

【レコーディングキャスト】
ラフィキ 金原美喜
ムファサ 福井晶一
ザズ 雲田隆弘
スカー 道口瑞之
ヤング シンバ 小林翼
ヤング ナラ 木村紅葉
シェンジ 松本昌子
バンザイ 韓 盛治
エド 朝隈濯朗
ティモン 中嶋 徹
プンバァ 荒木 勝
シンバ 田中彰孝
ナラ 熊本亜記


◆Disney ライオンキングミュージカル"スペシャル・エディション"劇団四季特集ページ
この記事をポスト

この記事の関連情報