浜崎あゆみに東方神起、倖田來未にAAAに後藤真希、X JAPANのサプライズも飛び出した<a-nation for Life>東京公演

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ラスト近くの最も盛り上がるタイミングに披露する「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」を、今回、冒頭に持ってくるなど、全編にわたって飛ばしていたのがAAA。「<a-nation>、もっと楽しみたいですか? では、AAAについてきてくれますか?」と、日高光啓が会場を煽る中、カウボーイ&カウガール姿の7人の登場に、会場はタオルを振り回して応える。5万人がタオルを回すという光景は圧巻だ。煌びやかにセクシーな衣装を身にまとった宇野ちゃんも笑顔で飛び跳ねながら、カメラに向かってウィンクを連発。身体全体で夏のお祭りを楽しんでいるようだった。一方、昨今、その可愛さにさらに磨きがかかった千晃も、パッと目をひく赤いヴェルヴェット地の露出度高めな衣装で可憐にステージを舞う。

天気をも味方につけたAAAは、MCで「10秒チャージは與さんならできる。」と、西島隆弘が與真司郎にウイダーinゼリー10秒チャージチャレンジをムチャぶり。引くに引けなくなった真司郎は、手に持ったウイダーinゼリーを見事に9秒で飲み干す。メンバーは口々に、「ナイスチャージ!」と、さっきムチャぶりしたのを忘れたかのようにステージ上で真司郎を祝福し、引き続き「Chage&Go!」「負けない心」などで会場を盛り上げた。

ユニバーサルミュージックからレーベルを越えてステージに立ったのが、今年で7回目の出演となるmihimaru GT。hirokoは頭に大きなリボン、さらにスカートにはmihimaruGTのライヴグッズとしておなじみのアフロをデザイン。みっくんことmiyakeのギターサウンドからのhirokoの高速ラップといえばの「マスターピース」。さらに鉄板ソング「気分上々↑↑」、新曲「エボ★レボリューション」でオーディエンスのテンションを“上々↑↑”にする。

注目のK-POPガールズユニット・AFTERSCHOOLは、マーチングドラムを携えて「Let's Do It!」からスタート。自慢のマーチングドラムパフォーマンスを5万人に見せつける。「こんにちはAFTERSCHOOLです。私は踊るのが好きで“ダンスマシーン”と呼ばれています。Shall We Dance? 今日は<a-nation>に参加できて嬉しいです。今日は一緒に、うったり、うったり……歌って踊って、楽しみましょう!」と、リーダーのカヒから順にメンバーが初々しく挨拶。AFTERSCHOOLは、ミニスカートからガーターベルトを覗かせて日本デビュー曲「Bang!」などでステージに華を添えた。

重厚なベースのフレーズが鳴り響いて、フライングVを抱えて大渡亮からステージへとやってきたDo As Infinity。吹いてくる風に伴都美子の長い髪も柔らかくたなびく。Do Asは、ドラマ『チーム・バチスタ3アリアドネの弾丸』の主題歌「アリアドネの糸」や、ライヴの定番ソング「本日ハ晴天ナリ」などを披露。まさにライヴバンド面目躍如といったパワフルなステージを展開する。

新人バンドにして、アニメ『ワンピース』の主題歌で大ヒットしたThe ROOTLESSは、その「One day」と、8月24日にリリースしたばかりの、専門学校HALのTVCMソング「変わりたいと、強く望め。それ以上は、いらない。」の2曲をパフォーマンス。

そして「BE MY BABY」の攻撃的なイントロとともに、火薬を使った特効がステージで破裂すれば、“倖田組”のテンションも急上昇したことだろう。花道の先端から、胸元が谷間までガッツリ開いた蛍光イエローのトライバル柄のビスチェに、クラッシュデニムに網タイツという刺激的な衣装で倖田來未が飛び出してくる。夏の太陽が抜群に似合うこの歌姫は、ペットボトルの水を自らの身体に注いで、「め組のひと」などセクシーかつパワフルなステージを展開しつづける。

「みんな夏の思い出作れましたか? “for Life”ということで、みなさんの笑顔が見れるのがすごく嬉しく思います。」

自身のツアー初日から歌い続けているチャリティーソング「you are not alone」を挟んで、「キューティーハニー」など、再びアッパーな楽曲を次々に放つ。倖田來未は、胸を自ら寄せてあげたり爪を噛んでみたりと、会場をひたすらセクシーに挑発。新曲「Poppin' love cocktail feat.TEEDA」では、BACK-ONからTEEDAとKENJI03も登場して、これ以上ないほどに会場をアゲてみせた。

18時前にTRFがコールされると、きっと何度かこのイベントに足を運んだことのあるオーディエンスは驚いたはずだ。例年、TRFはトリを務める浜崎あゆみの前に出演していたはず。そう、ここからが、10周年を迎えた<a-nation>の壮大なサプライズの始まりだった。

<a-nation>におけるTRFとは、いわば夏の風物詩のひとつ。彼らの大ヒットチューン「BOY MEETS GIRL」「EZ DO DANCE」では、オーディエンスだけでなく、ついにスタッフまでも我慢できずにお祭り状態へと突入する。<a-nation>でのTRFを観たいがために会場に足を運んでいる人、お目当てのアーティストはほかにいるものの、TRFのステージも実は楽しみだというリピーターもきっといるはず。10年連続出場を続けるTRFの前に、<a-nation>は、5万人が一体となった。

次のアーティストへのステージ転換で、花道の先端に用意されたのは、クリスタルのピアノ。見慣れない光景に、何が起こるのか不思議がるオーディエンス。一方、アリーナの一角、関係者の立ち見エリアには続々とスタッフが集まってくる。この後、ステージが紅に染まることになるなど、一般客の誰が予想したであろうか。誰が味の素スタジアムでX JUMPすることを想像できたであろうか。そして、そのシークレットゲストの登場は、10年の<a-nation>の歴史の中でも、最も驚きを持って迎えられた出来事のひとつではないだろうか。
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