おとぎ話のニューアルバムに隠された、無言の主張

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10月12日にリリースとなるおとぎ話のニューアルバム『BIG BANG ATTACK』が面白い。全13曲収録の作品だが、これらの曲間が全くないのだ。

◆おとぎ話画像

前作『HOKORI』から約1年ぶりとなるこの新作は、再びMIXとMASTERINGを手がけた曽我部恵一とのタッグでおとぎ話サウンドを極限までに押し進めたという聴きごたえ十分の作品だ。店頭販売を待たずしてツアー会場のみでソールドアウトしてしまった限定7インチシングルや、タワーレコード16店舗のみでリリースされ既に店頭から姿を消しつつある限定生産シングルといったレアアイテムをも含む、ファン待望の作品なのだが、曲間が設定されておらず、これら全曲が途切れること鳴らされる一大絵巻となっているのだ。

昨今の音楽流通にはアルバムという概念やコンセプトを抱えた大作との相性は良くないが、曲間を排除したアルバムの流れには、かつてのクイーンやプログレッシブロックの持つような、大きな流れから生まれる作品コンセプトやアーティストの無言の主張が隠されているようだ。是非ともシャッフル機能を外し、1曲目から楽しみたい作品である。ドリーミーなメロディーからはじけるようなキャッチーな旋律、そしてメルヘンチックに弾む音のシャワーは、聴き方でさまざまな色に変わる魅力に溢れている。

『BIG BANG ATTACK』は、10月9日に京都磔磔で行われるイベント<おとぎ話Presentsオルタナ・ボンバーマン>にて先行販売となる。

『BIG BANG ATTACK』
2011年10月12日リリース
ROSE124 ¥2,100(税込)
1.未来の乗り物
2.HISTORY
3.思春期
4.SUN (12月)
5.ロボットの夢
6.空想からの革命
7.小悪魔ソング #2
8.SATELLITE LEAGUE
9.ネムイ x 眠くない
10.ピーターラビット
11.THANK YOU
12.This is just a Healing Song
13.1981

◆ROSE RECORDSオフィシャルサイト
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