ザ・ビートモーターズ「ばらいろの世界」が映画『スマグラー おまえの未来を運べ』劇中曲に

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superflyの「愛をくらえ」が主題歌として、「I My Me Mine Mine」がイメージソングとして起用され話題となっている映画『スマグラー おまえの未来を運べ』だが、さらにザ・ビートモーターズの「ばらいろの世界」が新たに起用されることが発表された。


◆ザ・ビートモーターズ画像

妻夫木聡主演最新作のアクション・エンターテイメント映画『スマグラー おまえの未来を運べ』の劇中曲として「ばらいろの世界」が抜擢を受けたものだが、映画の世界観とマッチした「ばらいろの世界」を選択したのは石井克人監督自らで、映画終盤の印象的なシーンに挿入され更に映画の余韻を深めるという。ザ・ビートモーターズにとって映画劇中曲に使用されるのは初めてのこと。

「『スマグラー おまえの未来を運べ』の終盤の劇中曲を選ぶにあたってはめちゃくちゃいろんな曲を聞きました。イメージは、多分誰も知らないと思うけどテキサコレザーマン的なというか5678,S的な野太いロック、男臭くてMIXがシンプルであんまり加工してなくてズバンとハートに届く音。歌謡曲のロックとは真逆の音(MIXも含めて)。なかなかイメージなのが見つかんなくてやけになってiTunesでサンプル片っ端から聞いてたら、これだ!ってのがあって、それがザ・ビートモーターズの「ばらいろの世界」だった。全然知らないバンドだったけどいーなーって素直に思った。80年代PANKSが元気なころの音だった。で、決めました。感謝です、今の時代、貴重なバンドだと思います。ありがとうございます!」──石井監督

また、映画『スマグラー おまえの未来を運べ』を鑑賞したヴォーカルの秋葉正志からは感動のコメントが届いている。

「スマグラーの主人公みたいな人は結構いるんじゃないかと思う。自分は特別だと思いこんでいてプライドや自信だけは根拠無くあるけれど、何も結果を残していない人。俺もそんな人のひとり。「からっぽの素敵な夢か 美しいお道化の華か 出かけようぜ ばらいろの世界へ」我々の楽曲がスマグラーの世界に少しでも華を添えることができたのなら幸いです。また、石井監督ご自身が曲を聴いてチョイスしてくれたというところが何よりも嬉しいポイントでした。ありがとうございました!!」──秋葉正志

ザ・ビートモーターズは、YO-KINGや奥田民生、増子直純(怒髪天)といった多くのミュージシャンからも熱き視線が注がれる若手バンドのひとつ。10月〜12月にかけて<ノリノリバトルシリーズ〜ザ・ビートモーターズからの挑戦状>と題し、ゲストミュージシャンを迎えてのライブを東名阪前10公演を敢行するが、新たに10/2(日)渋谷eggmanにて奥田民生、11/6(日)下北沢BASEMENT BARにてGOING UNDER GROUNDも発表となった。なお、このシリーズライブ会場では、春に行なった<自由マン大接近ツアー>のツアー終盤である東・名・阪ワンマンライブで公開録音されたライブアルバムが会場限定販売(各会場限定数)となる。


『スマグラー おまえの未来を運べ』
“秘密の運送屋(スマグラー)”──たった一度のミスすら命取りになる隣り合わせの仕事。主人公は25歳のフリーター砧涼介(妻夫木聡)。彼は役者の夢に挫折した上に、多額の借金まで背負ってしまう。ある日、借金返済のために闇の運送屋(スマグラー)に放り込まれる。それは、とてつもなくやばい依頼物の運搬と処理。仕事仲間や依頼主、強烈なキャラクターをもった裏社会のプロたちに囲まれて、真剣に生きることを手放してきた男がいやおうなしに味わう、生死をさまようほどのスリル。「もう、逃げてばかりはいられない!」絶体絶命のピンチを前に一人の男が初めて自分の足で立ち上がるとき、ある奇跡が起こる。原作者は、「闇金ウシジマくん」で2011年小学館漫画賞を受賞した真鍋昌平。デビュー以来、追い詰められる人間を中心にした作品を発表し続け、暴力と繊細な心理描写が同居する特異な作風は、多くのファンを獲得してきた。そして、初期の名作「スマグラー」が満を持して映画化となる。徹底した取材に基づき映し出された闇社会、現実をつきつけるようなキレのある台詞、無気力ムードを打破する力強さを持つこの物語は、ついに今、時代と合致した。
砧涼介を演じるのは、『ウォーターボーイズ』で映画初主演を果たして以降続々と主演作が公開され、『悪人』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、名実共に日本映画界を背負う男、妻夫木聡。共演者には、永瀬正敏、松雪泰子、満島ひかり、安藤政信、小日向文世、髙嶋政宏、我修院達也、阿部力ら多彩な顔ぶれが並ぶ。彼らの演じるアクの強いキャラクターがそれぞれの思惑で丁々発止の駆け引きを繰り広げる。監督は、『鮫肌男と桃尻女』で長編映画デビュー、『茶の味』ではカンヌ国際映画祭監督週間のオープニングを飾り、『キル・ビルvol1』ではアニメーションキャラクターデザインを担当、そのエンターテイメント性豊かな演出が国内外から高く評価されている石井克人。妻夫木が、「長年一緒に仕事をしたいと思っていた」と熱烈ラブコールを送った人物だ。CGやハイスピードカメラを使用したスタイリッシュなアクション映像演出、そして、身につまされるようなストーリーにコミカルでファンタスティックな要素を巧みに加え、誰もが楽しめるアクションエンターテイメントに昇華させた。

出演:妻夫木聡 永瀬正敏 松雪泰子 満島ひかり 安藤政信 阿部力 我修院達也 テイ龍進 島田洋八 高嶋政宏 小日向文世
監督:石井克人
原作:真鍋昌平「スマグラー」(講談社アフタヌーンKC刊)
脚本:石井克人・山口雅俊・山本健介
製作:「スマグラー」製作委員会/ 制作プロダクション:グラスホッパー! ジャンゴフィルム
www.smuggler.jp
(c)真鍋昌平・講談社/2011「スマグラー おまえの未来を運べ」製作委員会
10月22日(土)新宿バルト9他全国ロードショー

◆BARKS 映画チャンネル
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