フリートウッド・マック、2012年にツアー活動を再開

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フリートウッド・マックは2012年に間違いなくツアーをするが、確定的な詳細については誰にも聞かないようだ。

「僕たちはバンドとして全然組織化されていないから、何を言っていいのかわからないよ」とドラマーでバンドの共同創立者のミック・フリートウッドは笑う。「わかっているのは、僕たちが来年仕事をするってことだ。リハーサルを始めるっていう電話が来るはずだよ。大抵パニックになるんだ。なにしろ、僕たちはぎりぎりまですべてを放っておくからね。だけど、来年の初夏にはすべて準備が整ってると思う。いったんスタートしたら、U2やローリング・ストーンズみたいにたっぷりやるんだ。もう誰も二度と僕たちをブッキングしたくなくなるくらいプレイするのさ」

シンガーでギタリストのリンジー・バッキンガムは自分の新作ソロ・アルバム『シーズ・ウィー・ソウ』をプロモートするツアー中だが「今までは時間がなかったから何もしてないけど、来年の頭ぐらいまで待って、それからじっくりスケジュールを練らないとね」という。

ツアーは2009年の『アンリーシュト』ツアー以来となり、バッキンガムのアルバムとスティーヴィー・ニックスの『イン・ユア・ドリームス』(今年5月発売。バッキンガムとフリートウッドも参加している)の発売に続くものだ。バッキンガムは「フリートウッド・マックのアルバムも作るという話があったんだ」というが、フリートウッドは少なくともツアー前にその可能性はないと見ている。

「残念だけど、アルバムを作っている時間はないだろう。でも、スタジオに入って楽しみながら2,3曲やることはできるだろう。インターネットで発表したりすることはできるんじゃないかな。ツアーに出る前にそういうものが発表できるといいね」

バンドのプロデューサーであるバッキンガムは何かするとしても、外部の人にプロデュースをお願いしたいと考えている。「バンドの政策を理解できて、全体を見られる人にね。そうしたら僕の仕事はぐっと楽になるから」

たとえ新曲ができなくても、フリートウッドとベーシストのジョン・マクヴィーを含むバンド・メンバーはバンドの44年間のレコーディング・カタログからの曲で人々をショーに呼び集められると信じている。

「前回のツアーは新作を出さずにやった唯一のツアーだったから、あまり知られていない曲を取り上げて新鮮な気持ちでやることができたし、ファンも気に入ってくれた。僕らにはそういう音楽がたくさんあるから恵まれているよ」

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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