チック・コリア率いるリターン・トゥ・フォーエヴァー、強烈なメンツで来日中

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チック・コリア率いるリターン・トゥ・フォーエヴァー(RTF)が約30年ぶりに来日を果たし、9月27日名古屋愛知県芸術劇場大ホール公演から、全6ヵ所の日本ツアーをスタートさせた。

◆チック・コリア画像

RTFは1970年代のジャズに電子楽器などの新風を吹き込んだフュージョン・グループだ。常に時代の先端の音楽シーンを牽引してきたチック・コリアやスタンリー・クラークを中心に結成され、瞬く間に一大ブームとなった。

グループは1977年に惜しまれながら解散したものの、ファンからの熱いコールにより5年後には期間限定で再結成。さらに2008年に再々結成を果たして話題を集めたところだ。2011年、ドラムのレニー・ホワイトを加えた初期メンバー3人に、ギターのフランク・ギャンバレ、ヴァイオリンのジャン・リュック・ポンティという強力な新編成の5人でワールドツアーを展開中。ヨーロッパやアメリカなどを回った後、この日本がほぼツアー最終の地となるだけに、各地で熱狂のステージが期待される。

「新生リターン・トゥ・フォーエヴァーで日本に戻ってこられて、とても興奮している。僕とスタンリー・クラーク、レニー・ホワイトに新たに、ヴァイオリンのジャン・リュック・ポンティとギターのフランク・ギャンバレが加わり、新しいグループになった。非常にエキサイティングだし、一緒にプレイしていて実に楽しいんだ。昔の曲、あるいは全く新しい曲もやるつもりだ。これまでの中でも非常にエキサイティングな時になるね!」──チック・コリア

1967年にテナー・サックス奏者スタン・ゲッツのバンドの一員として初来日して以来、「最も好きな国」と公言する親日派だけに2011年3月に起きた東日本大震災には心を痛めており、「日本を襲った災害にたいへん心を痛めている。今回、私のファンや友人たちに、少しでも楽しく、素敵な時間を与えられたらと思っている。」と語った。

日本に元気を与えてくれるであろう世界に誇るスーパー・グループのパッションを、生で受け取っていただきたい。

<リターンズ・トゥ・ジャパン・ツアー2011>
9月29日(木)東京国際フォーラム ホールA
10月2日(日)兵庫県立芸術文化センターKOBELCO 大ホール
10月6日(木)福岡サンパレス ホテル&ホール
10月8日(土)日比谷野外大音楽堂
10月10日(月・祝)静岡 グランシップ 大ホール・海
[問]読売新聞東京本社文化事業部 TEL:03-3561-6346

『ザ・デフィニティヴ・チック・コリア』
2011年9月14日発売
UCCO-4066/7 \3,000(tax in)
※最新2枚組ベスト・アルバム。

『アンソロジー』
2011年9月14日発売
UCCO-5179/80 \3,000(tax in)
※RTFの2枚組ベスト・アルバム

◆チケット詳細&購入ページ
◆BARKS洋楽チャンネル
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