マイルス・デイヴィス、黄金クインテット絶頂期ライブ音源が遂にリリース

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没後20年目の命日となった9月28日に、マイルス・デイヴィスの貴重な音源が満を持してリリースされる事が発表となった。

◆マイルス・デイヴィス画像

11月2日に発売予定とされているのは、これまで正式な形では発表されたことがないもの、あるいは全く発表されたことがない、黄金の第二期クインテットによる1967年11月のヨーロッパ・ツアー音源で、4枚組(3CD+DVD)という豪華セットにて日本盤リリースとなる。このときのメンバーはマイルス・デイヴィス(tp)、ウェイン・ショーター(tenor sax)、ハービー・ハンコック(Pf)、ロン・カーター(B)、トニー・ウィリアムス(Dr)という伝説的な顔ぶれ。

マイルスのライヴ録音は、1961年~1965年と1970年~1975年のものは数多くあるものの、1966年~1969年の正規ライヴ録音のコレクションは本作が初めてとなる。しかも嬉しいことに、本作は未発表およびレアなライブ音源を集めた新シリーズ企画「ブートレグ・シリーズVol.1」ということで、今後続編も予定されているという。

本作『マイルス・デイヴィス・クインテット:ライヴ・イン・ヨーロッパ1967~ブートレグ・シリーズVol.1』に収録されている3つの公演のうちのアントワープ公演は、これまでブートレッグでのみ入手可能だったが、コペンハーゲン公演は全く入手不可だったもの。パリでの公演もこれまでブートレッグは存在したが、冒頭の「アジテイション」と「フットプリンツ」の2曲を加えた完全版として登場するのはこれが初めてのことだ。

これらの音源が正式にリリースされる背景には、マイルスのディスコグラフィー研究家であるヤン・ローマンとピーター・ロージンの多大なる尽力があるとのこと。それ以外のマスターはすべて当該都市の放送センターから直接入手したオリジナル音源となる。

なお、DVDにはカールスルーエとストックホルムでのコンサート映像が収録されるが、これも1965年~1968年の第二期クインテット唯一の貴重な映像素材であり、2009年に海外で発売された高価なCD70枚組のボックスセットにしか収録されていなかったものである。

この時期のマイルス・クインテットには「問答無用の名演」と呼ばれるものが多く、長らく公式音源化が切望されていたところ。その凄まじいパフォーマンスの数々をたっぷりとご堪能いただきたい。

『マイルス・デイヴィス・クインテット:ライヴ・イン・ヨーロッパ1967~ブートレグ・シリーズVol.1』
11月2日発売予定
完全生産限定盤 3CD+1DVD SICP 20316~9(Blu-spec仕様) ¥8,400(税込)

『ベスト・オブ・ライヴ・イン・ヨーロッパ1967-ブートレグ・シリーズVol.1』
11月2日発売予定
通常盤 1CD SICP 3316 ¥2,520(税込)

◆BARKS洋楽チャンネル
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