ピーター・ガブリエル、「新たな次元が曲にもたらされたんだ」

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ピーター・ガブリエルの最新作となるアルバム『ニュー・ブラッド』が10月12日に発売となった。今作は自身のソロ時代の名曲をオーケストラ・アレンジで再解釈したセルフ・カヴァー・アルバムである。

2010年はデヴィッド・ボウイ、レディオヘッドらの楽曲をピーター・ガブリエル流に独自解釈したカヴァー・アルバム『スクラッチ・マイ・バック』をリリースしているが、今作もその流れを受けついだものだ。

「オーケストラのおかげで、元々は存在していなかった新たな次元が曲にもたらされたんだ」と語る『ニュー・ブラッド』は、レコーディングのために総勢46人のニュー・ブラッド・オーケストラを結成し、元ドゥルッティ・コラムのジョン・メトカーフが編曲を担当、ベン・フォスターの指揮のもとで制作された。

「僕の目的は、伝統的なロック・アレンジや楽器編成方の枠外で作品をつくるということ。大胆かつ革新的な姿勢で臨み、可能な部分では強弱や両極端なものを取り入れたいと考えていた。本作に収録されているのは、よく知られている幾つかの曲と、あまり知られていない幾つかの曲の、かなりラディカルな解釈だ」──ピーター・ガブリエル

有名曲から隠れた名曲まで彼が今まで創作してきた楽曲に、今度は彼がその曲の解釈者として新たな息吹を吹き込んだという『ニュー・ブラッド』。タイトルの通り、まさに新たな血が流れる作品達は、今まで彼の楽曲に親しんできたオーディエンスにも驚きと喜びを与えてくれるはずだ。

『ニュー・ブラッド』
2011年10月12日発売
TOCP-71197 ¥2,500(税込)
1.リズム・オブ・ザ・ヒート
2.ダウンサイド・アップ feat.メラニー・ガブリエル
3.サン・ジャミント
4.イントゥルーダー
5.ウォールフラワー
6.イン・ユア・アイズ
7.マーシー・ストリート
8.レッド・レイン
9.ダークネス
10.ドント・ギヴ・アップ feat.アーネ・ブルン
11.ディギング・イン・ザ・ダート
12.ザ・ネスト・ザット・セイルド・ザ・スカイ
13.ア・クワイエット・モメント
14.ソルスベリー・ヒル *ボーナストラック

◆ピーター・ガブリエル・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
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