ストーン・ローゼズ、「思い出に浸るだけじゃなくて、新曲も作っているんだ」

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ザ・ストーン・ローゼズが再結成した。1996年に解散して以来15年ぶりに揃ったメンバーは、来年6月29日と30日に英マンチェスターのヒートン・パークにて大規模なコンサートを行なうこと、そしてワールドツアーと新曲のレコーディングを予定していることを発表した。

18日(火)にロンドンのザ・ソーホー・ホテルで開かれた記者会見にて、ボーカルのイアン・ブラウンは「俺達の計画は世界を揺さぶることだ。来年は世界中を周るよ。マンチェスターから始めるけど、2日間の大規模なギグにする予定だ。思い出に浸るだけじゃなくて、新曲も作っているんだ」と今回の計画について語った。

ギタリストのジョン・スクワイアはバンドを脱退してから画家に転向し、ギターを弾くことからは遠ざかっていたが、今年に他界したマニの母の葬儀で10年以上口をきいていなかったイアンと和解したと話した。

「マニのお母さんの死が今日ここに俺達を集合させて、これからのイベントをスタートさせてくれた」「再結成なんて想像出来なかったし、他人からそれを強要されるのにはイラついていたんだけど、俺とイアンが偶然会ってから全てが変わったよ」「そのときに再結成の可能性が浮かんで、多分楽しいものにもなるかもしれないと考えたら、それが現実になった。リハーサルをして、曲も書いたし、いろんな意味で15年前のことが昨日のように感じた」

ザ・ストーン・ローゼズ解散以来加入しているプライマル・スクリームの活動を、今回の再結成にあたり中断することを認めたマニは、いつでも再結成を望んでいたと話す。「プライマル・スクリームに助けられたんだ。だけど一連のイベントが始まるなんて、変な感じだね…。最高だったけど(ジョンとイアンが葬式で話をし始めたことは)奇妙だった」「いつもみんなには集まって欲しかったし、再結成しなくても友情を取り戻して欲しかった。ロックンロールってのは音楽以上のものだからね」

リアム、ノエルのギャラガー兄弟にも大影響を及ぼしているザ・ストーン・ローゼズは、ニュー・オーダー、ハッピー・マンデーズ、インスパイラル・カーペッツなどと共に80年代後半から90年代初めに巻き起こった「マッドチェスター・ムーブメント」の先駆者の1組だと言われている。

BANG Japan

◆BARKS洋楽チャンネル
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