マドンナのストーカーに“精神病院への無期限収容”が言い渡される

ポスト

マドンナの自宅のうち2軒に押し入ろうとした男が、裁判所から精神病院へ無期限収容される判決を言い渡された。

以前には国外退去を命じられたこともあるこの男はポーランド国籍のグジェゴシ・マトロック(30歳)で、判事はさらにマドンナの自宅から300フィート(約90メートル)以内に立ち入ることを禁じる申し渡しもした。

マトロックはマドンナが不在中にロンドンの邸宅に押し入り、今年3月に窃盗の容疑で起訴されていた。セキュリティが万全な自宅に押し入るため、マトロックはロープと足場を用意して1回の窓から侵入し、マドンナのクローゼットの引き出しを物色したのち“レッド・ブル”を1缶盗んだところを、お客として家に滞在していた映画監督のネイザン・リスマンに見つかってしまった。この時マトロックのバッグには、地図、カッターナイフ、パスポート、そしてポーランドへ帰国するための航空券が入っていたという。

この事件より前に、マトロックはかつてマドンナが元夫のガイ・リッチーと共同で所有していたイギリス南部の田舎にある自宅にも侵入し、リッチーの服を試着したという。この事件ののち、マトロックはポーランドへ強制送還されている。

この2件の犯行に対して、マトロックは「マドンナから自宅を使っていいという許可をもらっていた」という発言で自己弁護を図っていたが、マドンナは裁判所への訴状でマトロックのことはまったく知らず、家を訪ねて良いという許可をしたこともないと強調。やすやすと2つの家に侵入されたことに対する懸念を以下のように語っていた。

「かなり厳重な警備をしているにも関わらず、彼は自宅のうち2つに簡単に侵入してしまいました。これは非常に恐ろしいことで、子供たちとスタッフの安全が心配でなりません」

この一連の展開を受け、デボラ・テイラー判事は10/24(月)にロンドンの法廷でマトロックに対する判決を申し渡した。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
この記事をポスト

この記事の関連情報