『ベルセルク 覇王の卵I 黄金時代篇』エンディングテーマはAI

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2012年2月4日に公開される映画『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』のエンディングテーマ曲が、AIの書き下ろしの新曲「ウツクシキモノ」に決定した。

◆『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』特報映像

AIにとって、ファンタジー作品へ作品を書き下ろすのはこれが初となるものだが、「ベルセルク」側も女性アーティストとの取り組みはこれが初であるという。「ウツクシキモノ」のレコーディングにおいては、映画制作陣とAIとの間で綿密な打ち合わせが幾度となく行われたようで、壮大なサーガプロジェクトにふさわしい作品の完成には、多くのこだわりと成し遂げるまでの多大な力が結集したようだ。

「最初は「ちょっとエグイけどどういう内容なんだろう?」と思いながら読んでました。それが2巻、3巻、4巻…とドンドン読んでいくうちにハマっちまいました。鷹の団の登場からやっと「なぜこの人たちこうなっちゃったんだろう?」というのが少しずつ分かってきて、さらにハマっていってしまいました。この「ウツクシキモノ」は最初はキャスカ的な見方からの歌詞にしようと思っていたんですが、ベルセルクの製作陣のみなさんとやりとりしていくなかで「やはりガッツの気持ちを書いた方が良いのか」と方向が定まり、制作を進めていきました。そういったベルセルク製作陣からの「今までベルセルクを読んできてくれたファンの皆さんが納得いくような歌にして欲しい」という熱い思いを凄く感じながら作ったので、そのような思いがこの歌を通して伝われば良いなと思っています。」──AI

「AIさんには「本当」にベルセルクのファンになっていただきました。目の前でベルセルクを熱く語る「歌姫」はとてもパワフルで、しっかりと作品を理解してくれていました。この「ウツクシキモノ」は、ガッツと彼を応援するファンの心にキチンと寄り添った詩です。言葉を紡いでくれたAIさんの半端ない姿勢に、歌とはこうやってキャラクターと世界を描き、聴かせる人に届くよう工夫するものだと少しわかった気がします。ある種、「萌え」を感じる方もいると思います。ベルセルクという表現物が新たなる表現者を得て産まれた「歌」を劇場で是非感じてください。」──『ベルセルク』担当編集・島田明(白泉社・ヤングアニマル編集部)

「かつてよりAIさんのソウルフルでハートのある歌声に憧れていて、一緒に作品作りできることをうれしく思います。見るものの魂を揺さぶるこの『ベルセルク』という映画にぴったりな、すばらしい曲を仕上げていただきました。」──『ベルセルク』プロデューサー田中栄子(STUDIO4℃)


映画『ベルセルク』
三浦建太郎による原作コミックは、2002年第6回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞受賞、単行本は国内のみならず、米・英・仏・独・伊等各国のコミックチャートにおいても常に新刊がTOP20へランクイン。ヨーロッパ、アジア、南米など世界中で翻訳版が出版されるなど海外での人気も絶大で、国内外あわせて累計3000万部(36巻まで)を突破する、まさに日本を代表する超大作。連載20年以上に及ぶその長大な物語全てを映像化する壮大なサーガプロジェクトの第1弾として、ファンの間で最も人気が高く、最もドラマチックな展開を見せる黄金時代が3部作構成で劇場公開となる。
映像化を手掛けるのは『鉄コン筋クリート』『マインド・ゲーム』などで国内最高峰の技術を誇るSTUDIO4℃。徹底した時代考証や美術設定の裏づけ、ド迫力の戦闘描写には手描きとデジタルのハイブリッド映像を追及し、日本アニメーションの最高峰表現を目指す。
キャスト:ガッツ=岩永洋昭、グリフィス=櫻井孝宏、キャスカ=行成とあ
原作:三浦建太郎(スタジオ我画)
監督:窪岡俊之
脚本:大河内一楼
キャラクターデザイン・総作画監督:恩田尚之
アニメーションディレクター:岩瀧 智
美術監督:竹田悠介、中村豪希、他
主題曲:平沢 進
音楽:鷺巣詩郎
エンディングテーマ:AI「ウツクシキモノ」(EMI MUSIC JAPAN)
アニメーション制作:STUDIO4℃
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS
www.berserkfilm.com
2012年2月4日 全国ロードショー

◆BARKS 映画チャンネル
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