[クロスビート取材こぼれ話] ヤック

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本国で2011年初めにリリースされたデビュー作『ヤック』が9月にめでたく日本盤化され、初の来日公演を行なうためにやってきたロンドンの4人組、ヤック。当初はヴォーカルのダニエルとの1対1での取材予定だったものの、現場に行ってみると全員が集まってくれていて、メンバー4人との和気あいあいとしたインタビューになった。

もう説明の必要はないかもしれないが、ヴォーカルのダニエルとギターのマックス(ベースから転向)は元ケイジャン・ダンス・パーティ、またベースのマリコは広島出身の日本人。そんなこともあり、日本でロンドンでは見つけられなかったファンタ・グレープを発見してテンションが上がりまくったというドラムのジョニー以外は日本にも馴れていて、インタビュー中も終始リラックス・ムード。屈託のない性格のダニエルに、時折日本語の分からない他メンバーに細かなニュアンスを伝えてくれたマリコ、「ワハハ」と笑う陽気なジョニーに、沈着冷静なマックス……と、サウンド面だけでなくメンバーのキャラクターも4者4様で、それはソニック・ユースやダイナソーJr.のようなUSオルタナから4AD周辺の耽美なシューゲイザー・バンドまでと幅広い要素を盛り込んだ彼らの音楽性ともリンクしているようだった。

途中には、マリコが日本盤のボーナス・トラックとして収録されたはっぴいえんど「夏なんです」をカヴァーしたきっかけなども披露。そしてインタビュー後は、メンバーと共にエレベーターで下のフロアへ。取材に向かった編集部杉山がライター時代にケイジャン・ダンス・パーティのライナーノーツを書いていたこともあってか、ダニエルは取材場所だったユニバーサル・ミュージックの玄関までわざわざ見送りに来てくれた。そして握手を交わしたところ、「握手はもっと力強くしないと!」と思わぬダメ出しを受け、まだ20歳なのにしっかりしてるなぁと感心しつつ、最後はあらためてがっちりと握手。日本語で「また会おう!」というと、「おはようございます」と返してきて、去り際に思いきり爆笑してしまった。

そんな彼らの記事は現在発売中のクロスビート12月号に掲載中。アルバムのアートワークを手掛けたダニエルが書いてくれたイラスト付きのサイン・プレゼントがある他、来日時の面白エピソードも掲載しているので、気になる人はぜひチェックしてください。

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