ベン・E.キング、なんと「スタンド・バイ・ミー」を日本語セルフ・カヴァー

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11月16日に発売となるベン・E.キングのニュー・アルバム『Dear Japan, 上を向いて歩こう』は、その名の通り、「上を向いて歩こう」の日本語カバーにチャレンジした作品が収録されている話題の作品だが、もうひとつ、新たなサプライズが用意されていた。

「上を向いて歩こう」のみならず、自身の代表曲「スタンド・バイ・ミー」がセルフ・カバーされているのだ。それがなんとの日本語セルフ・カヴァーなのだという。「上を向いて歩こう」に続き「スタンド・バイ・ミー」も日本語でチャレンジしたことについて、本人は「日本語の“音”が大好きなんです。日本にも何回も行き、素晴らしい国なのでぜひ日本語で歌ってみたいと思いました」と語っている。なお、『Dear Japan, 上を向いて歩こう』には、あわせて1961年のオリジナル・ヴァージョンの「スタンド・バイ・ミー」も収録されている。

「日本語で歌うことで日本の人々の心にも直接届くことが素晴らしいと思います。だから言葉を間違えないようにする、正しく歌うなど、やりがいがあると感じております。そして歌うことの大きな意味は言葉ではなく、心です。言葉の中の心を表現することが大事です。私は常に、エンタテイメントで最も重要な役目を持っているのはシンガーである、と言っております。レコードを聴くとき、シンガーはその場にいない。だから心で届けなくてはいけない、と思います。」──ベン・E.キング

ジョン・レノンのカヴァーも有名な「スタンド・バイ・ミー」だが、最近ではレディー・ガガが頻繁にカヴァーしているところ。自身のツアーでピアノ弾き語りをしたり、イベントで一緒になったスティングとデュエットするなど、名曲へのリスペクトを表わしている。

ベン・E.キング本人も「若いシンガーが自分の歌を歌ってくれることは最高に嬉しいですね。この曲は特にです。彼らは歌を楽しんでくれるし、あの曲は“楽しめる歌詞”になっています。彼女が行なったエルトン・ジョンとの共演も素晴らしかったですね。彼女は素晴らしい心の持ち主なんだと思います」と称賛を惜しまない。普遍の名曲がアーティストの架け橋となっている好例のひとつだ。

ベン・E.キングは11月にアルバム発売に伴う来日プロモーションと来日公演を敢行する。日本を想い、名曲の数々を歌うベン・E.キングに期待しよう。


『Dear Japan, 上を向いて歩こう』
2011年11月16日発売
SHM-CD UICE-1196 \2,500(税込)

<ベン・E.キング来日公演>
2011年11月18日(金)ビルボードライブ東京
2011年11月19日(土)ビルボードライブ東京
2011年11月21日(月)ビルボードライブ大阪
[問]http://www.billboard-live.com

◆ベン・E.キング・オフィシャルサイト
◆BARKS洋楽チャンネル
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