[2011楽器フェア速報]エレキギターとヴァイオリンの融合“ヴィオラフォン”

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今年の楽器フェアで異彩を放っていたのがヴィオラフォンだ。今年のヨーロッパ最大の楽器見本市「Musikmesse2011 Frankfurt」でも注目を集めていた弓で弾くエレキギター、もしくはヴァイオリンとギターの融合。

開発者でヴィオラフォン合同会社の堀慶史さんが、単身でこの日は神戸から横浜の会場に乗り込んでこのヴィオラフォンを紹介していた。今年の7月にドイツでやっと受注生産を開始したまさに新しい楽器だ。

堀さんは「エレキギターは素晴らしい楽器だと思うんですよ。それにヴァイオリンのように音を持続させることができれば表現がさらに広がると思ったんです」と開発のきっかけを語る。「あまりギターも弾けないのに開発しちゃったんで、これもあんまり弾けないんですけどね(笑)」と自嘲気味だが、すでに何人かのアーティストから「使ってみたい!」とラブコールを受けているという。コードも弾くことができ、熟練度は別として弓の角度が難しいが意外に簡単に音は鳴らせる。

この日もあまり大きくないスペースだったが通る人は興味津々。多くの人の注目を集めていた。

◆楽器フェア オフィシャルサイト
◆ヴィオラフォン合同会社
◆BARKS 楽器チャンネル
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