Berryz工房×℃-ute、「甘酸っぱい春にサクラサク」PV撮影で見せたプロの仕事

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卒業式のシーンの後には、撮影場所を野外に移して桜の花が舞い散るシーンの撮影。照明効果で昼間のように見えるが、実は夕暮れ時。しかも小雨模様。シーンはふたりずつの撮影で、矢島舞美とペアになった鈴木愛理は、雨粒が落ちてくる空を恨めしそうに見上げながら、「舞美ちゃんが外に出てきたから〜!」と、雨をハロー!プロジェクトが誇る鉄壁の雨女・矢島舞美のせいにして場を和ませる。しかし、カメラが回るとそこはやっぱりプロフェッショナル。実際にミュージックビデオの該当シーンを観てもらえばわかるように、桜の花びらが舞い散る校庭で瞳に懐かしさを湛えている美少女たちの姿からは、その学園生活が華やかで笑顔に満ち、幸せな時間であったように感じることができるはずだ。

「卒業式がテーマとなっている今回の曲。ミュージックビデオでは、卒業証書を受け取るシーンだったり合唱するシーンだったり、本当に卒業式の事を思い出しました。ベリキューメンバーが同級生だったら「こんな感じなんだろうなぁ〜」って思ったりもして、とっても楽しい撮影でした。私のリップシーンの時だけ雨が降るというエピソードもありました。」── 矢島舞美(℃-ute)

“アイドル戦国時代”というフレーズの軽さが表すように、誰でもアイドルになれてしまう時代。しかし、その中でプロフェッショナルな仕事をこなすことができるのは、ほんの一握りしかいないのは事実。Berryz工房と℃-uteのコラボレーション現場には、アイドルとしての“本物”が存在していた。

ところで、Berryz工房キャプテン・清水は℃-uteを、℃-uteリーダー・矢島はBerryz工房をどう思っているのだろうか。最後に訊いてみた。

「℃-uteは、ダンスがそろっていてかっこいい!! 楽屋とかで5人全員で歌やダンスの確認をしているところをよく見ます!! 声をかけあってダンスをそろえているところを見るとさすがだなって思います^_^ 仲間であり、よきライバルです♡」── 清水佐紀(Berryz工房)

「Berryz工房は、ひとりひとりの個性が本当に強いと思います!! それぞれにそれぞれの色(オーラ)があるし、グループ全体に色っぽさがあって大人な雰囲気を感じます!!」── 矢島舞美(℃-ute)

Berryz工房×℃-ute「甘酸っぱい春にサクラサク」の初回生産限定盤A、初回生産限定盤B購入者を対象にしたスペシャルイベントが、12月11日に渋谷公会堂にて開催されることも決定している。こちらの応募締切は11月21日24時。また、嗣永桃子の各公演への出演可否に関しては現在調整中だ。

text and photo by ytsuji a.k.a. BARKS編集部(つ)
◆ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト
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