ニコール、初のソロ・アルバムが再び発売延期に

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ハリウッド・レポーターの報道によると、プッシー・キャット・ドールズのヴォーカルで現在は『Xファクター』のジャッジを務めているニコール・シャージンガーの初ソロ・アルバム『キラー・ラヴ』の発売が再び延期され、来年まで持ち越されることになったもようだ。

同アルバムは当初11/15にリリース予定だったが、その後12月へと延期されており、所属のインタースコープ・レーベルは今回の2度目の措置で来年まで先延ばしされることを認めている。

シャージンガーの不運は今回だけのことではなく、2006年から2008年にかけて制作していたデビュー・アルバム『ハー・ネーム・イズ・ニコール』は努力の甲斐もなくリリースされることはなかった。一方、今回の『キラー・ラヴ』はイギリスではすでにリリースされ、シングル「ドント・ホールド・ユア・ブレス」がNo.1に輝いたことも手伝って、全英アルバム・チャートで8位に初登場を果たし、セールスも14万枚以上を達成している。

しかし全米での発売にあたってはUKヴァージョンとは異なるトラックを収録するもようで、その調整に時間がかかっているものと見られる。ちなみにUSヴァージョンに収録される楽曲には、レッドワン、ジム・ジョンシン・ザ・ドリーム・ハーヴェイ・マンソン・ジュニア(with R・ケリー)、そしてトリッキー・スチュワートらによる楽曲が並ぶそうで、フィーチャー・ゲストとして「ライト・ゼア」には50セント、「ピープ・ショー」にはスヌープ・ドッグ、「パワーズ・アウト」にはスティングが参加しているそうだ。

ハリウッド・レポーターのインタビューの中で、シャージンガーは「私はファンのためにできる限り最高の音楽を届けたいと思っているの。皆の心に迫るような音楽、インスピレーションを感じられる音楽、そして夢中になって活力を得られるような音楽を届けたいの。だから『Xファクター』の仕事がない時は、夜じゅうスタジオにこもっているわ。アルバムは本当に素晴らしいものになると思う」と語っている。

そして発売延期については特に気にする様子もなく、「このアルバムのリリースを長いこと待ち続けてきたんだもの、あと数ヶ月遅れることなんて少しも気にしてないわ。だって、大した違いはないでしょう?準備が完全に整ったら、皆にお披露目するわ」とコメントしている。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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