「Reason 6」にオーディオインターフェイス「Balance」を加えたPropellerheadの新ラインナップが登場

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コルグ・KID(KORG Import Division)は、取扱いブランドPropellerheadより、オールイン・ワン音楽制作プラットフォーム「Reason6」、「Reason Essentials」を10月より発売。また、「Balance with Reason Essentials」を11月より発売する。

Propellerheadの「Reason」はシンセサイザー、サンプラー、エフェクター、ミキサーを備えた音楽制作ソフトウェアとして登場、その後、Reasonとともに使用できるレコーディングソフトとして「Record」がラインナップに追加された。そして、新たに登場した「Reason 6」は、「Record」の多くの機能を取り入れ、Reasonの中でオーディオ録音や編集を可能にした。Reasonの特徴でもあるスタジオ・クオリティのミキシング・コンソールの充実に加え、新しい個性的なエフェクトを数多く追加。Reasonだけですべてが完成することを追求、まったく新しいソフトウェアとして生まれ変わることとなった。

新ラインナップには、「Reason 6」に加え新たに弟分ともいえる「Reason Essentials」が追加。「Reason Essentials」は兄貴分であるReasonと同様に音楽制作にスポットを当て、浮かんだアイデアを素晴らしい楽曲に仕立てるツールとなっている。ギタリストなどが導入しやすいよう、必要な機能を厳選しより使いやすいものをめざしつつ、トラック数の制限などの妥協は一切なし。そしてお求めやすい価格も実現している。

同時にオーディオインターフェイスも欲しいという向きには、「Balance with Reason Essentials」が用意される。こちらは、「Reason Essentials」に、専用設計で使いやすい2IN/2OUTのオーディオインターフェイス「Balance」をバンドルしたもの。「Balance」は同社初のオーディオインターフェイス製品となる。このパッケージを導入し、お手持ちの楽器をつなげば、すぐにレコーディングがスタートできる。

価格はいずれもオープン。「Reason 6」「Reason Essentials」は10月16日より発売が開始されており、「Balance with Reason Essentials」は11月18日より発売となる。

■新機能を多数搭載した「Reason 6」

続いて、「Reason 6」の機能を見ていこう。「Reason 6」は、Reasonに欲しかった数々の機能を実現したものとなっている。これまでReasonとともにパッケージ販売をしていたレコーディング・ソフト、Recordの機能をすべて統合。「Reason 6」内でのオーディオ・レコーディング、エディットが可能となっている。もちろん、ミキシング・コンソールにはモデリングEQ、ダイナミクスを各チャンネルに装備、マルチプル・パラレル・ラック、エフェクト類も満載の仕様だ。

フル装備のミキシング・コンソールには、数々のスタジオ・クラス・クオリティのシグナル・チェインをプラス。まさしくスタジオ・クオリティのミキシング環境となっている。すべてのオーディオ、インストゥルメント・トラックには内蔵EQ、ダイナミクス、ルーティング設定を装備したチャンネル・ストリップが割り当てられ、クリエイティブなミキシングが自由に行なえる。また、ミックスにさらなるパンチを加えるコンプレッサーにマスター・チャンネルをルーティング可能な「Radio Ready」マスター・バスも装備している。

シンセやエフェクターといったデバイスを、ハードウェアのラックを積み上げるように制作環境=スタジオを構築するというユーザーにわかりやすいスタイルは、「Reason6」でももちろん受け継がれている。同梱のファクトリー・サウンド・バンクには、Reasonのインストゥルメントで使用できる数千もの新しいパッチやループ、新登場のPulveriser、The Echo、Alligatorで使用可能な数百ものパッチを収録している。


▲Reason 6に搭載されるデバイス。左上からミキシング・コンソール、Alligator、Pulveriser、The Echo、Neptune。

なかでも注目のデバイスは、効きのするどいコンプレッサー、荒々しいディストーション、マルチモード・フィルターを搭載し、自由度の高いモジュレーションが可能な、サウンド破壊系エフェクト「Pulveriser」、最新のディレイ同様、ブリリアントなサウンドのステレオ・エコーに加え、アナログ回路特有のオーガニックなサウンドや、テープ・エコーといったオールド・スクールのエコーも再現できるエコー・マシーン「The Echo」、3バンドのパターン・ベースのゲート・エフェクト「Alligator」、ピッチ・コレクションとボイス・シンセのデバイス「Neptune」など。特に「Alligator」は、シンセ・パッドなどの持続音に使用すると、リズミカルなテクスチャー・サウンドや、過激にねじ曲がったようなサウンドに変化。単調なビートをAlligatorに通すことで驚くようなループに変貌させてくれる。

タイム・ストレッチ&オーディオ・トランスポーズも「Reason 6」の魅力。Propellerhead 独自の技術による非破壊方式のタイム・ストレッチにより、レコーディング済みのトラックのテンポやピッチを後から変更することが可能。また、最新のオーディオ・トランポーズ機能により、オーディオ・トラックのキーすらも変更できる。曲全体のテンポを変更しても、すべてのオーディオは破綻することなく変更後のテンポに追従。もちろん、ピッチの変更も非破壊方式でクリックひとつで可能だ。

このほか、Recordの目玉機能であったLine 6のギター/ベース・アンプPOD機能も搭載。また、他のDAWとの連携も考慮されており、「Reason 6」で作業したデータを他のDAWに移したい場合でも、クリック一発。各ミキサー・チャンネルのオーディオ・データをエフェクト込み、エフェクト抜きでファイル書き出しが可能。さらにエフェクトのみのエクスポートも可能となっている。

■Reasonのいいとこ取り、音楽制作に没頭できる「Reason Essentials」

低価格での導入を可能にした「Reason Essentials」は、レコーディング、編集、エフェクト、インストゥルメント、ミキシング、音楽制作に必要なものすべてを揃え、しかも最高のサウンドで行えるソフトウェア・パッケージ。ドラム・マシン、ループ・プレイヤー、サンプラー、シンセ、リバーブ、ディレイ、ディストーションなどの厳選されたインストゥルメントとエフェクトをバーチャル・ラックにマウントし、思いのままにサウンドを作り上げることができる。

また、最終的なサウンドを左右するミキシング・コンソールはモデリング仕様で自由度の高いシグナル・ルーティングを構成可能。各チャンネルには専用2バンドEQを装備、先進的なエフェクト・チェイン操作やフル・オートメーションも可能だ。さらに、「Radio Ready」マスター・バス・コンプレッサーも搭載する。

ギタリスト/ベーシストにうれしいのは、ギター/ベース・アンプ、キャビネット、そしてエフェクトとしてLine 6社製PODによるバーチャル・アンプ、キャビネット、エフェクトを採用している点。また、膨大なサウンド・バンクに、親しみやすいワークフロー。「Reason Essentials」は楽曲が完成するまでのあらゆる段階でも音楽に没頭できるソフトウェア・ソリューションとなっている。

■統合されたレコーディング環境「Balance with Reason Essentials」

「Balance with Reason Essentials」は2IN/2OUTのオーディオインターフェイス「Balance」を、Reason Essentialsと組み合わせることにより、完璧なレコーディング環境を構築することを目指したソフトウェア・パッケージ。これらソフトとハードの組み合わせで実現するクリップ・セーフ機能による歪みのないレコーディング、いつでも使用可能な大型メーターによるギターなどのチューニングやレベル調整など、ミュージシャンの感性に沿ったレコーディング作業が行える。

「Balance」は、キャリブレーションや設定など、面倒な操作は一切不要。あとはただひたすら曲づくりに集中できるのがポイント。2系統のレコーディング・チャンネルと豊富なインプットを装備するので、すべての機材を常時接続しておき、いつでもレコーディング準備OKの環境が揃う。

◆Reason 6
価格:オープン
発売日:2011年10月16日
◆Reason Essentials
価格:オープン
発売日:2011年10月16日
◆Balance wi th Reason Essentials
価格:オープン
発売日:2011年11月18日

◆Reason 6 製品詳細ページ
◆Reason Essentials 製品詳細ページ
◆Balance with Reason Essentials 製品詳細ページ
◆Propellerhead
◆コルグ
◆コルグ、2011年秋の新製品を発表 microARRANGERほか、VOX、Warwickの新製品続々、話題のKemper、Reason 6も登場
◆BARKS 楽器チャンネル
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